ゲーム感想(メモオフ全般)

2008年10月02日

メモリーズオフ6 〜T-wave〜総合感想

公式サイト:メモリーズオフ6 〜T-wave〜
総プレイ時間37時間30分。
メモ取りながらゆっくりプレイしてたので、
早い人はこれより3〜5時間ぐらいは短縮できるかと。

メインの二人が長かった。
トライアングルルートはいらないわ。
他のキャラのシナリオ同様、学園祭まででいい。
トライアングルルートは鬱要素を入れるために
無理やり付け足した感じしかしなかった。
伏線もほとんど貼れてないし……。

他のキャラのシナリオは良評価。
良かった順に並べると
結乃>クロエ先輩>黎音>智紗>りりす
っていう人が多いだろうなぁ。

でも全体的に見て、歴代を超えるものでは無かった。
シナリオとしては#5の方が完成されてる。
今回はキャラクターの勝利だと思う。
特に結乃とクロエ先輩は大成功かと。

CGについて。
細かくは各シナリオ感想で書いた通り。
#5はよりは格段に良くなってる。
それでも、「メモそれ」よりは悪いが……。
昔とは違う絵というか塗りになったけど、
今の時代に合わせるとこうなるよねー。
全体的に鮮やかで、肌とかは肌色というより白に近い。
私は、あのちょっと暗めな塗りの方が好きなんだけどね。

背景がさ、異常に多いよね。
過去背景の手直しから新規背景まで、
たくさんあって凄いと思う。
ほんの数回しか使わないカラオケボックスとか、
普通はCG1枚で誤魔化すというのに、背景をちゃんと作ってる。
しかも個室だけじゃなくて通路まであるんだぜ。
弁天堂とか予想外すぎた(笑)。

音楽はいつもの阿保さんクオリティ。
毎シリーズこれしか言ってないな(苦笑)。
キャラソンとかの曲はどれもレベル高いです。
ってか多いのでビックリだよ。
シリーズ中で一番力入れてる気がする。
OPだけで3曲とか凄いわ。
シングルリリースなんていらないから、
早くアルバムにしてください!!

システムはもうこの辺りで完成したかな?
これ以上のレベルアップは必要ないと言えるところまで来てる。
このシーン選択プレイって、他のエロゲとかでも
出来るようにならんのだろうか?
見たいシーンだけ見れるので、もの凄く便利。
好感度や選択肢のフラグまで調整できるって凄いと思うんだ。
過去ログから指定した場所まで戻る機能とかも、神だよなぁ。
うーむ、特許とか取ってるのかしら?

最後にサブキャラ、及びそのキャストメントについて。
村田あゆみさん。
カナタは出番は多くないけど、面白いポジションだった。
的確そうで的確じゃないアドバイスに笑ったわ。
っと、村田さんはラジオの方を続けてるんだったな。
あまりメモオフとは関係ないラジオだけどさー。
井戸端ネットラジオは復活しないのかなーと言ってみる。

根本幸多さん。
元気すぎる(笑)。
信の二代目になれるかどうかは微妙なところ。
とりあえず、澄空を中退してアフリカに行って来い!(えー

間島淳司さん。
デビュー作のキャラを10年経ってもやるのが凄い。
信をシリーズ常連メンバーと決定付けたのは「想君」だと思ってる。
なんか、想君の信は好きじゃないという人が居るけど、
私はあの頃の信が一番好き。
まだ子供っぽい考え方なんだけど、それ故に大人には無い発想をしたりしてさ。
そんなところが、自分を見つめてる期間って感じがして良い。
などと語ると長くなるので割愛して、間島さんはどの頃の信が好きなんだろうね?
収録日が誕生日っていのには吹いた(笑)。

以上で終わりかな。
えーっと、今作はキャラクターが素晴らしく良いので、
ドラマCDとか、色々期待したいですね。
それでは、ごきげんよう!

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りりすシナリオ エンドクリア

公式サイト:メモリーズオフ6 〜T-wave〜
ようやくフルコンプ。
疲れた1ヶ月かかったよ……。
でも、既読数を100にするのは簡単だったね。
ネタバレありの感想です。

キャラクター。
りりすは蹴りさえなければそこそこ。
自分より他人の幸せを願うタイプかー。
あすかとは正反対なキャラだなぁ。
一方で、麻尋とは仲良くなれそうな気がする。
つまり何が言いたいかというと、あまり好きじゃない。

ロリポップキャンディはもっと使っても良いような?
食べてるシーンが少なくてガッカリだ。
CGでも無かったし……。

新名彩乃さんの演技は問題なし。
りりすのキャラによく合っていたと思う。
今後も活躍して欲しいなぁ。
歌も上手だし。

CGだけど、りりすのCGは全体的に質が高い。
さすがメインヒロインだな。
ツリ目系は描きやすいのかもしれない。

シナリオの内容。
とりあえず叫ぶよ。
このクソシナリオを書いたのは誰だー!!
長いんだよ、無駄に!
智紗も大概だったけど、それ以上に長い。
しかもまったく面白くないので超苦痛。
1時間以上プレイする気にならない。
りりすシナリオだけで8時間もかかったんだけど、これはいじめですか?

りりす視点。
予想してたけど、これはいらない……。
何の意味も無いんだもの。
りりすの心情なんてわざわざ描かなくてもバレバレなんだから、
いちいち読ませてくれなくていいっての。
もう面倒なのでボイスカットして、志雄視点で見た場面はスキップしました。
はぁ、ホント時間の無駄だった……。

で、だ。
ここからはシナリオの批判をダラダラと述べますね。
まず、りりすと付き合うことが目的なのに、
智紗と付き合えとばかり言われて苦痛。
あまりにもしつこく言われるので、もう智紗でいいやと思ってしまう……。

りりすと付き合うために頑張ってるのに、亨と付き合ってると聞かされる。
バカなの?
こんな展開にして誰が喜ぶんだよ!
智紗ルートでりりすを亨に任せるというエンドすら
微妙な心境だと言うのに、専用ルートでこの仕打ち。
しかも本当に付き合ってるんじゃなくて、嘘だからなぁ。
私は本人が幸せなら別に主人公意外とくっ付いても文句は言わないんだけど、
これはちょっと許せなかったわ。
りりす視点で亨が怒ってたけど、あれが本音だよなぁ。
亨だから許可してくれたけど、信だったら絶対に断ってると思う……。

記憶喪失(の振り)。
アホなの?
嘘ってバレバレなので、いつまでも茶番を見せられてイライラする。
何度も繰り返される智紗と付き合えと言う台詞が追い討ちをかけて、
プレイ中のテンションがマイナス値に達した。
気づいてるなら、「嘘をつくな!」と一喝して話を進めてくれ……。
お互いに騙し合ってなにが解決するんだよ!!
途中で鉱石ラジオが出てきたけど、
あれは結乃ルート限定のアイテムにして欲しかった。
りりすの記憶を取り戻すためなんかに使って欲しくない。
だって嘘の記憶喪失なんだぜ?
鉱石ラジオを見せる必要なんて何処にも無いじゃん……。

このシナリオ書いた人はプレイヤーを楽しませようとしてないだろ。
テンポ悪いしつまらないし、最悪だよ。
過去のメモオフも微妙なシナリオはあったよ。
でも、ここまで苦痛を感じたのは初めてだった。
素人が言うのもなんだけど、これなら私の方が上手く書けると言いたい。
智紗シナリオでも同じことを言ったけど、
学園祭のところで終わっていれば良かったと思います……。
トライアングルルートは完全に蛇足。

エンドについて。
まぁ、エンドはそこそこ満足できたよ。
私なら、最後にブーケを投げて、
それを智紗がキャッチするという内容にしたけどね!

バッドエンドには色んな意味で笑った。
智紗と付き合うとバッド扱いなのかよ!
それだとあまりにも智紗が可哀相じゃないか?
ノーマルエンドでいいじゃん……。

気になった点。
志雄の父親が、りりすの母親と再婚する。
これ、他のルートだとどうするの?
こんな設定にしたら、他のルートでも問題になりそうだが……。
クロエ先輩ルートだと父親と向き合うって決心してたけど、
何の問題も無く和解できるのかちょっと不安だ。
それと、智紗ルートでも、この問題には触れておくべきだったと思うなぁ。

コスモス。
智紗がりりすにコスモスの栞をプレゼントしたことの真意を全力でスルー!
あれ意味不明だったんだけど、どうしてあそこからああいう展開になるの?
シナリオは起承転結が基本ですが、その転から結への流れが、
智紗、りりすシナリオとも酷いです。
散々引っ張って、突然結末だからなぁ。
バカバカしくて読んでられないよ、もう……。

これ一番気になったんだけど、りりすルートは何であんなに
テキストミスが多いんだろう?
度々、同じ内容の書き方を変えただけのテキストが表示される……。
デバックしたら誰でも気付くようなミスなのになぁ。
『大事なことなので二回言いました』ということですか?(苦笑)

キャストコメント。
新名さん面白い人だ(笑)。
「ツン8割デレ3割」って言ってて吹いた。
ああ、やっぱり台本の量は多かったんだね。
無駄に!長かったんですね、分かります。
同じような台詞を何回言ったんだろうか……。
今回のコメントでは『本当に』を言わないんだからねっ!
そんなどうでもいい話を突然話題に出すから大笑いした。
これで言ってたら神だったのに!(笑)

歌だけど、新名さんの歌声は好きだなぁ。
2つ目の主題歌は平野さんより歌いやすく感じた。
歌詞が違うからというよりは、新名さんの声が
平野さんより低いからだと思っている、個人的に。

以上で終わり。
最後にまとめ感想を書くよ。

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2008年09月23日

智紗シナリオ エンドクリア

公式サイト:メモリーズオフ6 〜T-wave〜
一気にプレイする気になれず、ノロノロとプレイ中。
智紗ルートは長かった……。
ネタバレありの感想です。

キャラクター。
嫌いではないかなー。
仮恋人の最初の方は好きだった。
後半の積極的な態度になってくるとイマイチ。
いつもオドオドしてるキャラで良かったのに……。

コンタクトよりも眼鏡の方が可愛いです。
そもそも髪型がなぁ……。
切っちゃっても良かったんじゃないかと思う。
前髪の構造はどうなってんだろ?(苦笑)

平野さんのボイスは泣くシーンが上手いと感じた。
それ以外は特に言うことはないな。
好きな声優さんでもないしさ。

CGは一定水準を保っていたかと。
最後のCGはちょっとコミカルにしすぎて、逆に手抜きに見える……。
幼少期のCGはやはり気合の入りが違うな(笑)。

シナリオの内容。
遊園地に行くまでは面白かったんだ。
それ以降は無駄に長い、つまらない、退屈の三連コンボ。
下手にトラウマとか入れなくていいよ。
それも三角関係とセットで動かすから余計にごちゃごちゃして
何がしたいのかさっぱり分からない。

智紗視点、あれはいらない。
時間の無駄。
ヒロイン側の心情とかギャルゲには必要ないと思う。
重要なことが語られるわけでもなく、結局ただ同じものを見せられているだけ。
ちょっと裏舞台が見れたとはいえ、後夜祭の後の智紗視点は無いんだぜ?
それじゃ意味ないっての……。
あの裏側でりりすとどんな会話をしてたのかを知りたいんですけどねー。

ネットで寄付募集のアイディアはクロエ先輩ルートとは
違う解決法で上手いなぁと思った。
このルートでは、クロエ先輩や結乃にもちゃんと出番があって、
そこそこ活躍するので嬉しかった。
代わりに、智紗の魅力がこの二人に負けるという欠点もあるけど。

エンドについて。
あれで終わりっていうのは、なんだか時間切れで
無理やり終わったとしか思えない。
最後は適当に書いて終わらせただけじゃないのか?

りりすは亨に任せたってことだったが、こっちが正史になるんだろうかね。
続編に繋げやすいのはこっちエンドだと思うから。
まだ、りりすルート終わってないけど、なんとなく雰囲気的に。

バッドエンドについては語ることも無く。
ただ打ち切っただけなんだもん。
もっと中身のあるバッドエンドを作れよ……。

気になった点。
何で二人で会話するんだろう。
三人で話し合えばすぐに解決できたんじゃないか?
解決策は分かってるんだから、飛ばし飛ばしの時間経過で
何週間も描かなくていいっての。
「今日も何も話せなかった」とか、バカじゃないの?と思った……。
あと、コスモス=栞ってことにすぐ気づけよ!と。

ここで『ゆめみ』が出てくるとは思わなかった。
このネタが分かる人は今どれくらい居るんだろう?
ここに私が知り得ている情報を開示しておく。
なるさわゆめみ(漢字だと成沢夢眠)。
PS版「メモリーズ・オフ」のボイステストでのみ確認できる没ヒロイン。
声は浅野るりさん。
設定画では、右手で杖を突いている。
以上。
キッドが倒産した際に、これらの設定資料がどうなったのか気になるなぁ。
シナリオ自体もほぼ完成していたぐらいなんだし、
いつかどこかで登場して欲しい。
今回、ようやく信のお姉さんも出たことだしね。
今作で浜咲に転校したとか言ってたね。
ということは、年齢はりりす達と同じになるのか。
うーむ、次作の舞台が浜咲学園だったら望みがあるかも?

キャストコメント。
テンション高いよ!
演じたキャラとのギャップが酷いことに(笑)。
なんか、すっごく嬉しそうだったなぁ。
千葉紗子さんの名前を出すなw

歌関係は流石ですね。
2つ目の主題歌はかなり歌うのが難しい曲だと思う。
ゆったりした曲は全体的に難しくなるんだけどさ。
平野さんはしっかり歌えてるから凄いわー。

以上で終わり。
残すはりりすルートのみ!

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2008年09月17日

クロエ先輩シナリオ エンドクリア

公式サイト:メモリーズオフ6 〜T-wave〜
プレイする時間が取れなくて、ゆっくり攻略中。
ネタバレありの感想です。

キャラクター。
よし、とりあえず私と結婚してくれ!
あれ?結乃の時も同じことを言ったような?(苦笑)

年上で、寂しがり屋で、女神魔女!
これは勝てねぇ!
キャラクターとしての魅力が高すぎる。
人気投票したら今作では間違いなくトップだろう。
歴代でも5本の指に入るかと。
双海詩音と似ているところもあるしね。

ゴトゥーザ様ボイスも良かったなぁ。
とにかくエロイ!(えー
さすがだと言っておこう、うむ。

CGは全体的に残念な印象。
幼少期の写真だけはガチだった!
ロリには全力を出したということか!(マテ

シナリオの内容。
もうなんか、今までのメモオフを覆すスーパーラブラブシナリオで
悶絶しっぱなしだった(笑)。
ルートに入った時点からフラグ全開なんだもん。
同居生活が羨ましいことこの上ない。

スポンサー集めと言いつつも、その辺りの描写はほとんどカット。
クロエ先輩との交流に重点を置いたことを褒めたいな。
鬱要素がなく、全体的にほのぼのしてた。
父親の容態が急変して〜という展開が無くて本当に安心したよ。

それなりに山場もあったし、お話としても充分楽しめた。
『冗談』の使い方は上手かったなぁと思う。

エンドについて。
綺麗に終わったという印象。
まったく文句が無いので逆に書くことがないや(苦笑)。
最後、後夜祭からの展開は衣装の都合上、
お前らはもう結婚してしまえ!と思った(笑)。

バッドエンドはただのオマケというか、無理やり作っただけだな。
唐突過ぎて面白みが無い。
あれなら、いっそのこと無い方が良かったかもしれない。

気になった点。
ルサックの出店についてはもう少し掘り下げても良かったかな。
話だけして終わりってのは残念な感じがした。
まぁ、そんなことよりクロエ先輩とのラブラブの方が
大事というのなら納得するけど(笑)。

結乃が空気になり過ぎ!
もう少し日常会話に参加してもいいと思うんだ。
ってか、この作品はルート入りしたら他のヒロインは完全空気になるよね。
魅力的なキャラが多いのに勿体無い……。

箱崎さんの泣く演技に感動した。
平野綾さんの演技力は大したものだ。

田原食品社長、キモイ!
これだけはどうしても言いたかった(苦笑)。

キャストコメント。
グッドエンドだけクリアして聞くとバッドエンドのネタバレされたぜ!
まじめにお話してるとか自分で言うな(笑)。
お酒の話をしないなんておかしいです!(えー

以上で終わりー。
次は箱崎さんルートを予定。

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2008年09月10日

結乃シナリオ エンドクリア

公式サイト:メモリーズオフ6 〜T-wave〜
発売から結構時間が経ってるので、問答無用でネタバレするよ?

キャラクター。
よし、とりあえず私と結婚してくれ!(えー
後輩キャラではダントツで1位に立ったぞ。
ダメダメ妹なんか相手にもならないぜ!
私服のニーソがツボでした。
絶対領域(*゚∀゚)=3ハァハァ

ういういボイスが最高です!
CHAOS;HEADの七海がそうだったように、
妹系をやると殺人ウエポンになるぜ……。

CGによってはボーイッシュに見える。
リスナーであることを告白するシーンのCGは神!
あと、ゲロカエルんのストラップ自重w


シナリオの内容。
これは素晴らしいシナリオだった。
ラジオ、学園祭、劇の脚本、親友との仲直り、恋愛、
様々な要素がキチンと一つにまとまっていたと思う。
素直に感動できたよ、ありがとう!

早く告白しろ!とは何度も思った。
ラジオネームもお互いの気持ちも、何もかもバレバレだろ!
画面に何度ツッコミを入れたことか(笑)。
このバカっぽい不器用さは好きだけどさ。

やっぱりKANATAは最高のアシストキャラです。
想君の頃からは考えられないな(苦笑)。
「何かのきっかけで人の性格は変わるもの」って話が
各所で出てたけど、KANATAにも当てはまるよね。


エンドについて。
グッドエンドは普通すぎて特に言うことも無かったんですが、
ノーマルエンドで盛大に吹いたw
突然ヒロインが増えたよ!
親友放置で志雄に抱きつくとか酷すぎる(笑)。
しかも転校して来るって、完全に争奪戦勃発フラグじゃないか!
いいぞ、もっとやれ!(マテ
しかも神奈の中の人が下手過ぎて困りますw
立ち絵まで用意されるという破格の扱いなんだから、
キャストももっと上手い人を使ってください(苦笑)。


気になった点。
ちょーっと怪しい文章があったかなー?
一見繋がってるんだけど、微妙に違和感が残る文章が……。
些細なことなので気にしなくてもいいんだけど、
もっと上手く書けたんじゃないかなぁと思った。

クロエ先輩が空気になり過ぎ!
共通ルートで意味深な態度を見せて以降、まったく出てこなくなるので
神隠しにでもあったんじゃないかと思った。
専用ルートで理由は語られると思うけど、
本当に一切出てこないので、気になって仕方なかったです。

箱崎さん怖えええええぇぇ!!
突然現れて笑顔で話しかけられると戦慄する(苦笑)。
箱崎さん腹黒いよ箱崎さん!


キャストコメント。
ういうい可愛い!
以上!(オイ
喧嘩して音信不通の友人とは仲直りしてくださいw


以上で終わりー。
次はクロエ先輩ルートを予定。

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2008年09月09日

黎音シナリオ エンドクリア

公式サイト:メモリーズオフ6 〜T-wave〜

じゃ、そろそろ感想を書きますかねー。
発売から結構時間が経ってるので、ネタバレしていいよね?

キャラクター。
こういうお姉さんキャラは好きだな。
歴代の中でも一番良かったかもしれない。
格闘技趣味で吹いたのは私だけじゃないはず!
小夜美さん、静流さんときて、澄空のOGはどうしてこうも
肉体派なんだろう?(苦笑)

一部CGがエロすぎ!
PCの壁紙にしたいです(えー
ってか、志雄は良く我慢したな。
私なら絶対に理性が持たない自信があるぜ!(マテ

信くんのお姉さんという感じはあまりしなかったかなー。
ちゃんと表情は似せてましたけどね。
信くんとの絡みは多くなかったけど、笑わせてもらいました(笑)。


シナリオの内容。
黎音さん(鈴さん)ルートは、コンパクトにまとまっていたと思う。
盛り上がりに欠けるところもありますが、
物足りないって程ではなかった。
これだけ書けていれば充分満足できるシナリオですね。

志雄はもう少し押しが強くてもいいんじゃないかと思う。
あっさり引き下がりすぎ。
りりすも言ってたけど、箱崎さんを振ったぐらいなんだから、
よっぽどだと思っていたのに、言いくるめられて終了って……。

結局さ、恋なんて最初は幻想でしかないんだよ。
幻想こそが恋と言ってもいい。
でも、その幻想を信じることが出来なきゃ、恋とは言えない。
人の気持ちなんて曖昧だし、コロコロ変わるよ。
だからこそ、この想いだけは絶対に不変だ!と信じなくちゃ、
恋は出来ないと思うんだ。
誰かを好きになるって難しいことなんだから、
好きになった以上は、自分とも相手ともキチンと向き合うべきだよね。


エンドについて。
この終わり方は良かったです。
田中理恵さんのボイスで死んだ!
あそこだけ録音してエンドレスで聴いていたい!(えー
残念ながら、エピローグの切り上げ方がちょっと微妙でした。
もっと良い台詞でシメて欲しかったなぁと。

いままでのシリーズでは、主人公の背中を押すのは
大抵が信くんの役目だったけど、今回は信くんの出番は控えめで、
りりすが幼なじみとしてちゃんと後押ししてくれました。
ここはとても評価できる。
バッドエンドの終わり方も好きだったなぁ。


気になった点。
黎音さんルートは最後にするべきだったかもしれない。
ルート入りが早いので、話の接合性が取れていないところもあった。
箱崎さんはいつの間に実行委員になったんだよ(苦笑)。

その箱崎さんですが、振られたときの怒りは分かる。
あれは箱崎さんの味方をしたいです。
だって反則じゃないか。
黎音さんは、毎日のように志雄の家に入り、食事の世話とかしてさ。
箱崎さんに比べて接する機会が格段に多いんだもの。
同じことを箱崎さんがやったら、志雄は箱崎さんを好きになったと思うよ。
志雄は黎音さんに惚れたというより、ただ寂しいときに側に居てくれる人が
欲しかっただけなんじゃないかと思うんだよね。
たまたまそこに黎音さんが居ただけで、同じことをしてくれるなら
誰でも良かったんじゃないかと……。


キャストコメント。
盛大に吹いたw
ノリノリ過ぎますよ(苦笑)。
理恵さんのトークって始めて聞いたんだけど、面白い人だなぁと。
これまで演じてきたキャラクターとイメージ全然違うじゃん(笑)。
これは元気を出したいときに聴くと良いかもw


とりあえず、こんな感じで感想を終わります。
次は結乃ルートを予定。

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2008年02月14日

ユア・メモリーズオフ 感想 その11

公式サイト:ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
もう読む人も少なくなったことだし、これで最後にしようと思います。
さすがにテンションが続かない!
ここまで良く頑張ったと自分を褒めよう……(えー

それではユア・メモリーズオフの感想11回目。
今回は主人公の月岡海についてと、簡単な総括です。

海の特徴は公式のプロフィールにある通りなんですが、
陽さん談では「慎重になりすぎるというのは、臆病だから」とのこと。
その割には、くーた編ではトビーに絡んでいましたが(苦笑)。

海は、家庭環境とお姉さんの性格もあってか、
『正直な想い』というのを求めているようです。
「本当の気持ちを聞かせて」というような台詞を良く見た覚えがありますしね。
嘘とか偽りは嫌いなタイプみたい。
過去のトラウマも影響していそうですが……。
そら(ペットのうさぎ)と頻繁にコミュニケーションを取るのは、
「そらは私を裏切らない」という思いがあるからなんだろうか?

総括で書いても良かったけど、海に関係することなのでここで。
海の家庭環境ですが、父と母、姉という家族構成で、
両親は忙しく滅多に顔を合わすこともないそうです。
作中でも登場するのは姉である陽さんだけなんですよね。
両親には立ち絵も台詞すらありません。
普通、父親や母親というのは女の子にとって支えになる重要な存在なんですが、
この作品においては排除されています。
これは失敗だったのではないかと思いますね。
両親との関係が微妙になったのは、陽さんの過去が関係しているわけですが、
この陽さんの過去も無い方が良かったわけで、
やはり乙女ゲーで家族との関係が良くないというのは、
すごくマイナスなのではないかと思います。
登場させないなら、単身赴任ということにでもすればいいと思う……。
下手に重い設定を作りすぎです。

海のことは、単純に可愛い子だなと思います。
個性には欠けているため、ちょっと地味ではありますけどね。
でも、「夢中になると周りが見えなくなる」というところは面白いと思う(笑)。
歌をうたっているときの海は楽しそうでいいですね。


ここから総括。
メアメモは、乙女ゲーとしては駄作だと思いますね。
ちっとも甘くなく、重い!暗い!鬱い!の三拍子が揃ってます。
キャラの背後設定が邪魔をして、全体的に暗い雰囲気が漂っており、
男から見ても、これで女性が萌えられるのか疑問を感じましたね。

シナリオとしても手抜き間がたっぷり。
俊一シナリオは一番酷いような気がしますね。
何でアレで終わりなのかしら?
伏線の回収も、回収しただけで、まったく掘り下げてくれないし……。
解決する気の無い設定なんていらねーよ!
海と俊一の家庭問題はきっちり描いて欲しかったです。

俊一視点も要らないわ。
容量が余ってるから無理やり入れただけだろあんなの!
なんで清孝ルートにまで俊一視点があるのか……。
単にBLを入れたかっただけなのが見えみえですよ!

褒める点も探せばあるんですけど、
それは乙女ゲーとして褒めるところではないんだよなぁ。
鬱いシナリオは好きですし、内容もそれなりにまとめてあったから、
一つひとつのシナリオで見れば優秀です。
理人は短いながらも王道だし、拓はちょっと感動できたし、
清孝は独特の重みが良かったし、秀巳は陽さんのことを含めてまとまっていたし、
俊一は手抜きだったしね(最後おかしい

これはアレだな、男も読める女性視点のライトノベルを読まされている感じ。
ライトノベルはゲームのシナリオではありません。
美少女ゲーにしろ、乙女ゲーにしろ、
目当てのキャラクターとの模擬恋愛を楽しむものなのに、
恋愛より問題解決に重点を置いてしまって、
純粋に恋愛を楽しむことが出来なくなっています。

元々メモオフはそういう部分が大きかったですけど、
乙女ゲーでまでそれをやるのはどうかと思う。
しかもシナリオが短いため、デートイベント等がほとんど無いんですよね。
車という移動手段があるのに、千羽谷周辺しか移動しないとかおかしいだろ!
普通は楽器を見に行くイベントぐらいはあってもいいと思う。
理人シナリオはともかく、他はデートなんて無いに等しい。
というか、全体的に甘いイベントそのものが無いよね。
これでどう楽しめと言うのか……。

大人の恋愛=お泊りという安直な考えも見えるね。
バッドエンドとかも、『肉体関係という逃避』ばかりだし。
説得力の無いバッドエンドなんて要らないよ……。
メモオフ#5の悪い部分まで真似なくていいですから!

うーん、ここまで書いてて何となく思ったのですが、
ユアメモは『想い出にかわる君』に近いものを作ろうとした結果、
失敗したという感じがしますね。
想君も恋愛よりは問題解決に重点を置いてましたからね。
私は痛い信者なので『想君は哲学』だと思っているわけですが、
ユアメモはただのライトノベルでしかなかったね。

想君の特徴として、キャラ名がカタカナの人が多いですよね。
ショーゴ、カナタ、シン、テンチョー、トビー、ミヤコ。
想君に似せたいなら、ウミ、シュンイチ、キヨタカ、ヒデミ、クータぐらいは
カタカナにしても良かったと思います。
バンドだし、漢字よりカタカナの方が合う気がする。
たまに出るキヨとかヒデ、ササシュンというカタカナ表記が好きだった。

以上でユア・メモリーズオフの感想は終わりとなります。
ここまで全部読んでくれた人は、お疲れ様でした。
本当にありがとうございます。
用語集は「3月中に作れたらいいなぁ」というぐらいの気持ちでしかありません。
過度な期待はしないでください。多分需要もないだろうしね。
それでは、ごきげんよう!

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2008年02月13日

ユア・メモリーズオフ 感想 その10

公式サイト:ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
ついに予定の10回まで来ましたー!
果たしてここまで付いて来た人はいるのでしょうか?(いねーよ!
さすがに「もうユア・メモリーズオフの感想は飽きた」と言われそうですね。
相変わらず「ユア・メモリーズオフ 感想」でググるとウチがトップに来るけど、
もう検索してる人は少ないですし……。

それでも続くユア・メモリーズオフの感想10回目。
今回はサブキャラクターについてです。
一人ひとり取り上げても良かったけど、
記事量が増えるだけなので一気に全員行きます。
歴代作のキャラ名が次々出るので、
知らない人は置いてきぼりになります(えー
トビーに関しては『想君』や『メモそれ』で語りつくしたため割愛。
都さんはどうでもいいので、これもまた割愛(オイ

では、まずは有沢りかの。
スタッフ公認の電波系キャラということですが、
電波は野々原葉夜みたいなキャラを言うんじゃないのか?
葉夜や智也の域に達してこそ、電波系を名乗る資格があるのだと思います(えー
りかのはヤンデレキャラと言った方が正しいよ、たぶん。

蝶や蛾のイメージとはよく言ったもので、まさにその通りですね。
綺麗と醜いの二面性が上手く表されています。
キャラクターデザインも最初から蝶を意識しているのでしょう。
俊一なんかは鱗粉がどうのとか言ってましたよ!
あれ?俊一の方が電波っぽいんだが……(苦笑)。

りかのの性格は人に嫌われる要素を持ちまくりですが、
事情を知れば許せる感じがしますね。
また、好き嫌いがハッキリしすぎてはいるけど、
「何においても二択」という考え方は悪くないと思う。
嫌いな人に正面から「嫌い」と言えるのは、ある意味凄い(苦笑)。

りかの理論『実は愛されてるから、傷は見えないところにある』。
これは今作最大の名言ですね。
前後の海との会話といい、素晴らしかった。
これだけで、りかののことが好きになれましたよ!
以上で有沢りかのについては終わり。


次にテンチョー。
この人物をマジメに語ると長いので、簡単に。
キャラとしては『想君』の頃とあまり変ってない気がします。
ただ、何だか妙にアクティブです。頼まなくても色々行動してくれる。
主人公の海が疑問をぶつけるタイプの子ではないため、
テンチョー理論があまり聞けないのは残念。
ショーゴ、信、音緒、カナタと言い合っていた『想君』が懐かしい。
ユアメモでは陽さんとの絡みがもっと欲しかったなぁ。
あと、りかのを気に入っている理由が謎。
テンチョーについては以上。


最後は陽さん。
趣味が人間観測と言うだけあって、人を見る目が普通とは違いますね。
あの冷めた瞳で見つめられると、心を覗かれているような感じがします。
心理学を学んでいるわけではなさそうですが、
言葉や態度で人を操る力は凄いですね。
さらに演劇を学んでいるだけあって、
自分の本心を見せない方法も身につけていたりと、
一見するとまったく隙が無い人です。

こういうキャラは私が知る限りでは『PPピアニッシモ』の御巫久遠と近い。
陽さんのボイスは井村屋ほのか嬢のボイスで脳内再生しても
まったく違和感がないので困るぜ!(笑)
(知らない人は適当にググってくださいな……)

ただ、陽さんは単純に強がりなんだと思います。
自分を強く見せようとして必死になっているだけのような気がする。
それは自己を守るためなのか、海を守るためなのか……。
恐らく両方なのでしょうね。

過去の出来事については、それほど気にならなかったなぁ。
陵辱ゲーを遊び慣れていれば、あの程度は何ともないぜ!(マテ
だが、シナリオライターの考えは理解できない。
誰がこんな鬱要素を求めているんですか?
もっとユーザーのことを考えてくださいな。

その他詳しいことはゲーム中で秀巳が解説してくれるので、
私が改めて言う必要は無いでしょう。
以上で陽さんについては終わり。


とまぁ、サブキャラクターについて色々書きましたが、
何だか自己満足を書きなぐっただけになりましたね。
自分で読み返しても必要だったのか分からないんだぜ!
読んでくれた人はありがとう……。
次回は主人公の海について語ります。
それでは、ごきげんよう!

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2008年02月12日

ユア・メモリーズオフ 感想 その9

公式サイト:ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
予定の10回は確実に超えますが、ユア・メモリーズオフの感想を
まだ必要としている人はいるのでしょうか?

えー、さて、とりあえずフルコンプはしました。
既読率も全部100%にしたよ!意味無いけど。
清孝編の最後、選択肢分岐が多すぎてキレそうになったぜ……。
いくらシーンタイトルから飛べるとはいえ、面倒くさ過ぎる!!
同じ選択肢なのに1行だけ未読文があるとかやめて……。
そういえば、今回は警告劇場がありませんでしたね。
メモオフの伝統みたいなものなので、無いと寂しいです。

総プレイ時間は26時間ほどでした。
すごく短いですね。「それからagain」より少し多い程度。
「メモそれ」のプレイ時間なんて48時間オーバーだったと思うが……。
まぁ、あれは特殊か。既読率埋めるのに時間かかるからね。

俊一視点は海編とキヨ編があって、
キヨ編は海視点での清孝シナリオを俊一視点で見るというもの。
これはあまり必要なかった気がする。
こんなところに文章容量を使うくらいなら、
メインの俊一シナリオをもっと多めに描いて欲しかった。
バッドエンドはBLっぽいかな?
それほどでもないと私は思うけど。

俊一視点での海編は、海視点での俊一シナリオ中に
俊一が何を思っていたのかが描かれます。
これがまた適当すぎて泣けた……。
海のことをどう思っているのかが選択肢で決まるって何だよ!
かなり投げやりに作っている気がしてならない。
母親の問題は結局放置するしさぁ。
だったら最初からこんな鬱設定入れるな!と言いたい。
バッドエンドも必要ないものだし、何だかなぁ……。

トゥルーエンドは、他の全てのEDを見た後に、
再び俊一視点で海編グッドEDを見ること
が開放条件のようです。
バッドEDより先にグッドEDを見ると二度手間になるという……。
内容はネタバレしちゃいましょう。
買わない人もトゥルーエンドの中身ぐらいは知りたいだろうからね。
一応白文字にはしておきます。
海が俊一と結ばれた後、春の大きなライブイベントが終わって、
ユアのメンバーは順調に活動を続けていた。
陽さんは秀巳との交流で少しずつ変りつつあったし、
清孝も自分の心と向き合うことが出来るようになっていた。
くーたはイギリスで暮らしているらしい。トビーとの交流も続いているようだ。
りかのは何故か理人と仲良くなっていたりと、
キュービックカフェの空気は今までと変らないようで、
ちょっとだけ変ったようにも感じられる。
そんな日々が続く中、海たちは「もっと多くの人にユアの演奏を聴いてもらいたい」
という想いから、千羽谷を離れて夏ツアーに出かけることを決める。
出発の日、海は「夏が終わる頃には戻る」とテンチョーに約束し、
千羽谷を旅立つのだった。
ユアの新たな章が輝くと誓って……。


ここからは「想い出にかわる君」のネタバレも含みます。
海ってば、テンチョーの死亡フラグをバッチリ立てて行きましたよ!
2002年9月7日、テンチョーはバイク事故で死去。
同年9月9日、テンチョーの告別式が行われました。
ちょうどユアのメンバーが戻ってくる直前でしょうか?
都さんから連絡は行っているはずなので、
ユアのメンバーも告別式には出席したと思われます。
容量が余っているんだから、この辺りまで描いてくれると嬉しかったのになぁ。
ユアのメンバーが、テンチョーの死をどう受け止めたのかが気になります。


他にも書きたいことはあるけど、一旦ここまでにします。
触れたいキャラは陽さん、りかの、テンチョーが残っていて、
主人公の海についても語りたいし、総括もしたい。
って、いつまで続くんだこれ?(苦笑)
もう止めてもいいんだけど、どうしよう?
用語集を作る時間も必要だし、感想ばかりに時間はかけられないのだが……。
まぁいいや、飽きたらそこまでということで!(えー
それでは、ごきげんよう!

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2008年02月11日

ユア・メモリーズオフ 感想 その8

公式サイト:ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
当初は10回を予定していたはずでしたが、
それを超えそうなペースで続くユア・メモリーズオフの感想です。
主題歌の売れ行きはよさげ?

それでは8回目のユア・メモリーズオフの感想です。
キャラクターについて語りながら、
最後にシナリオについても触れるという形式になっています。
ネタバレはなるべくしないように書きますが、
まったく無いとは言い切れないかもしれません。
その辺りは各自の判断でお願いします。

今回は佐々俊一についてです。
プロフィールを見ると甘えたがりなキャラみたいですね。
その割には海視点ではあまりそういうエピソードがありませんが。
親に愛されていない話とか、もっと突き詰めても良かったと思います。

あまり俊一について語ることは無いなぁ。
海視点だけじゃ何があったのか分からないままシナリオが終わるので、
俊一のキャラが掴みづらい。
ルート入りしてから俊一の出番がほとんど無いのは困る。
これは俊一視点が終わってから改めて書く必要があるかも。

俊一シナリオは中途半端で終わって退屈。
これで終わりなの?と言うくらい中身が無い。
俊一視点でプレイすればマシになるかしら?
そんなわけで、海視点だけの俊一ルートは60点。
メインキャラなのになぁ。
もう秀巳シナリオがトゥルーエンドでいいよ。

どうしようもないので、かなり手抜きになりました。
俊一視点が終わればまた違う評価になるかと思います。
それでは、ごきげんよう!

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2008年02月09日

ユア・メモリーズオフ 感想 その7

公式サイト:ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
残すところ俊一ルートのみとなっているユア・メモリーズオフの感想ですが、
今回はこれまでのまとめです。
購入検討の参考にでもしてください。
大型掲示板で情報出回ってるから、あまり意味は無いかもしれないですが。

結論から言いましょう、オススメは出来ない。
他の乙女ゲーがどんなものかは知りませんが、
これは万人にウケるシナリオではないです。

理由は若干(?)のBL要素と、ヘビーな内容。
どちらかがダメなら回避した方が良いと思う。
私は気にならないけど、こういうのがダメって人は多そうだからなぁ。
でもBL要素はともかく、これくらいヘビーなシナリオは
過去のメモオフシリーズでもあったし、
シリーズ全てを遊んでいるメモオフユーザーであれば大丈夫だと思います。
逆にキャラとキャストに惹かれて買う新規ユーザーはキツイかも。
まぁ、最近の少女マンガでもたまにある内容だから、
そういうので耐性がある人なら……。

とりあえず、ヒロインと男性キャラたちは必ず結ばれてみんなハッピーという
純愛ゲームではないことだけは頭に入れておいた方がいいですね。
メモリーズオフ=残酷なバッドエンドの方式は今回も当てはまります。
メモオフは決して純愛ゲームではないのです。

BL要素は俊一&清孝、ヘビーな内容は陽さんの過去と清孝バッドエンドetc。
うん、これは鬱ゲーと言っていいんじゃないかしら(苦笑)。
「どうせ大したことないんだろ」と安易に考えていると痛い目にあいます。
私でさえ夢に見たぜ……。
寝る前にプレイするものじゃないな、夢見悪すぎ_| ̄|○

キャラは悪くないんじゃないかしら?
嫌いなキャラというのは特に居なかった。
りかのは受け付けられない人がいるかもしれませんね。
主人公の海が苦手だと言っているんだから、プレイヤーも苦手になる。
身近に居たらマジで鬱陶しいだろうなぁ(苦笑)。
男性でプレイする人がいるなら、陽さんに感情移入してると大ダメージを受けます。
それでも私はメモオフキャラの中ではトップ3に入るほど好きなキャラです。
ヤンデレキャラはやっぱりいいなぁと思った(ぉ

私からは以上なんですけど、参考になりましたかね?
もう一度言うけど、守備範囲が広くない人にはオススメしない。
色んな要素が混ざっているので、どこかで必ず鬱になる。
どんなジャンルのギャルゲー(エロゲー)でもプレイしてきた人なら、
大丈夫だと思います、たぶん。
ああ、きっと売れてないんだろうなぁ、これ……。

余談ですけど、この作品のシナリオ担当は清水マリコさんですが、
実際には井波ナミさんという人と、海老原梓さんという人がサブに居ます。
井波ナミさんが誰かは分かりませんが、海老原梓さんはググると分かります。
で、どうも海老原さんがBL部分担当のような気がしますね。
というか、エンドロールにだけサブライターを載せるのはどうなのかしら?
普通に考えて、あらかじめ公式HPにも書いておくべきなのでは……。

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2008年02月08日

ユア・メモリーズオフ 感想 その6

公式サイト:ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
感想目当てで見に来る人はおよそ30人。
そんなユア・メモリーズオフの感想です。
主題歌が発売中ですので、ゲームはともかく曲だけでもどうぞ!

それでは6回目のユア・メモリーズオフの感想です。
キャラクターについて語りながら、
最後にシナリオについても触れるという形式になっています。
ネタバレはなるべくしないように書きますが、
まったく無いとは言い切れないかもしれません。
その辺りは各自の判断でお願いします。
今回はメモオフシリーズを知らない人のために注釈を入れました。

本日は羽根秀巳についてです。
プロフィールを見ると「惚れっぽく、惚れられるのにも弱い」とある通り、
これまでの女性経験は多めなようです。
相談役になることが多いため、あれこれ相談に乗っているうちに……
みたいな感じなのでしょうかね?

そんな秀巳ですが、女性関係にはちょっと鈍感気味かな?
何となくギャルゲーの主人公っぽいところがある。
歴代主人公の中で近いのはイナケン(※)でしょう。
寄って来られると断れないところとか、まさにイナケンだよ(笑)。
とはいえ、共通する部分が多いだけで、全部が似てるわけではないです。
秀巳の方がイナケンよりは年上なので、その分しっかりしていますしね。
イナケンが好きな私としては、秀巳が男性キャラの中では一番好きです。
ちなみにイナケンは、【噂の男子ランキング】で七位だったりしますw
(※メオリーズオフ2ndの主人公・伊波健のこと)

海と秀巳は一番恋人らしい関係ではないかと思います。
秀巳からすると、最初海のことは妹のように思っていたそうですが、
(秀巳には家族に妹がいる)
私から見ると兄妹よりは恋人という関係の方がしっくり来ます。
悩み相談なら理人にすることの方が多かったしね。
秀巳がイナケンなら、海はほたる(※)になってしまうのですが、
まさにその関係に近いので笑ってしまう(笑)。
(※白河ほたる、伊波健の恋人。詳しくは公式で)

秀巳シナリオですが、これがまた複雑なので困る。
このシナリオには海の姉である陽さんが係わってきます。
上に書いた通りなら、陽さんは静流さん(※)のようなポジションになりますが、
そうでは無いのでややこしい。
そもそも、陽さんと静流さんでは性格が全然違いますしね。
(※白河静流、ほたるの姉。こちらも詳しくは公式で)

このシナリオの基礎は、海が「恋人の秀巳」と「姉の陽」どちらを取るかです。
秀巳シナリオと言うよりは、陽さんシナリオと言った方が正しいかもしれません。
別に百合フラグではないので勘違いしないように。
キーワードになるのは陽さんの過去と、海に対する想い。
詳しくは陽さんのことを語るときに書くので、ここでは割愛。
何にしても、ここで秀巳が心理学者並みの説得を行うので、
かなりカッコイイです。何だか普段とキャラ違うし(苦笑)。
さすが数々の相談役を担ってきただけの事はあるなぁと思いました。

シナリオの評価は90点以上かもしれない。
理由は、良いトラウマトラップを仕掛けてくれたから。
これがなければ85点だったなぁ。
トラウマトラップは本当にアレなんで、ここでは書かない。

以上で秀巳については終わります。
ちゃんと読んでて楽しい感想になっているのか不安ですが、
ユア・メモリーズオフの感想はまだまだ続きます。
次回はいよいよ俊一について……と行きたいのですが、少し間を置きます。
俊一シナリオは海視点、俊一視点で複数あるので、
どう感想を書くべきなのか悩んでいるためです。
1つのエンドだけを取り上げるべきなのか、
まとめて全部一緒に書くべきなのか、うーん……。
前者だと面倒だし、後者だと文章構成が大変なんだよなぁ。
そんなこんなで、しばらく考えます〜。
それでは、ごきげんよう!

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2008年02月07日

ユア・メモリーズオフ 感想 その5

公式サイト:ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
海が可愛くて仕方ない!
そんなユア・メモリーズオフの感想です。

もう5回目のユア・メモリーズオフ感想となりました。
キャラクターについて語りながら、
最後にシナリオについても触れるという形式になっています。
ネタバレはなるべくしないように書きますが、
まったく無いとは言い切れないかもしれません。
その辺りは各自の判断でお願いします。

今回はくーたについてです。
くーたルートは清孝か秀巳をクリアすると開放されるのかな?
最初からくーたをクリアすることは出来ないので注意です。
ちなみに、秀巳ルートでくーたのCGが2枚埋まります(笑)。

くーたのプロフィールは謎だらけなのですが、
最後まで誕生日は明らかになりませんでしたね。
なにか書籍には載せてくれるかしら?

さて、そんなくーたですが、
くーたは『想い出にかわる君』の環みたいなキャラです。
命令には何でも従う『犬』という部分もそうですが、
自己の存在の否定という意味で特にね。
くーたの存在感の薄さはそういうところから来るのだと思います。
……くーたについてはこれ以上書くことが無い!
あまり詳しく書くとネタバレになってしまうしなぁ。
くーたは、環ほど想いを吐露しない(深刻さが感じられない)ので、
「ふーん、で?」となってしまうんですよね……。
もうちょっと強く想いを語ってくれると良かったのですが、
過去のことも淡々と話すんだもんなぁ。
くーたというキャラは非常に掴みづらいです、困りました。
好きですけどね、くーたみたいなキャラは。

海とくーたの関係は単純に「飼い主と犬」と言うのが分かりやすい。
面倒見たり、癒されたり、ときには引っ張られたりみたいな?
やっぱり恋人関係とは言えないんじゃなかなーと思います。
だが、海は餌付けするというよりは、餌付けされているような気がする。
「太りますか」「ちょっとムカつく……」の流れに笑ったw

くーたシナリオはちょっと特殊。
バンド活動は一切関係なくなるので。
「歌」は重要なキーワードですけどね。
また、くーたシナリオはトビーが密接に係わってくるシナリオでもあります。
想君以前とはいえ、トビーは相変わらずの態度です。
うーんと、この頃のトビーはまだ事故には遭ってないみたいですね。
車を運転してるし、「足が〜」みたいな話も無かった。
でもマグローとは知り合いのようです。
この辺りはもう一度想君をプレイして確認取らないと覚えてないなぁ。

シナリオの内容はちょっと退屈かもしれない。
くーたについて書くことが無いのは、
シナリオが面白くなかったからでもありますね。
くーたの想いがもっと伝わってくるようなシナリオであれば良かったんですけど……。
トビーの態度にイライラしなければいけないのもあって、
楽しくプレイすることは出来ないですね。

エンドについては、散々引っ張っておいてこの結末か……という印象。
どう見ても環シナリオのオマージュとしか思えない。
新しい卒業式伝説には笑ったけど(笑)。
点数は65点ぐらいかなー。

くーたについては以上です。次は秀巳について語ります。
ユア・メモリーズオフ感想も予定の半分が終わりましたよ!
それでは、ごきげんよう!

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2008年02月05日

ユア・メモリーズオフ 感想 その4

公式サイト:ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
普通に見れば凡作なため、思ったほど批判意見は少ない模様?
そんなユア・メモリーズオフの感想です。

今回は4回目のユア・メモリーズオフの感想ですね。
キャラクターについて語りながら、
最後にシナリオについても触れるという形式になっています。
ネタバレはなるべくしないように書きますが、
まったく無いとは言い切れないかもしれません。
その辺りは各自の判断でお願いします。

今回は市井清孝です。
一番の年長者(くーた除く)ということで、
落ち着いた雰囲気の大人っぽい人です。
メモオフの男性キャラで眼鏡が似合うのは清孝だけ(笑)。

そんな清孝ですが、色々と難しいキャラです。
何を考えているのか良く分かりません。
これは作中で海も言っていますし、インタビューで中の人も言っていました。
そんななので、プレイヤーの私にも分からないわけです。
シナリオ担当の清水マリコさんのメッセージではこうありました。
基本的にはごくシンプルな、ガールミーツボーイズの物語です。
あり得ない人はたぶんいません。

この『基本的には』と『たぶんいません』という曖昧な部分は、
恐らく清孝のことが含まれているのだと思います。

清孝は理工学部生物科ということで、生き物について詳しい人です。
将来は医者志望だったかな?
でも、医学部ではないので、基本は動物実験です。
詳しくは分かりませんが、解剖なんかは日常的に行われているのでしょう。
身近で『生き物の生と死』を見ると、人の心って壊れやすくなるんですよね。
生きていることの意味とか、目標とか感情とかが曖昧になってくる。
ここは喜ぶところなのか、怒るところなのか、
そういった感情の場面を冷静に分析し、その場で最良の判断を下す。
感情で動くという行為をしなくなるんです。
そのために心が読み難く、何を考えているのか良く分からない人になってしまう。
清孝もたぶんそんな感じなのではないでしょうか?

まぁ清孝は基本的に心優しい人ですので、
少し悩みを抱え込みやすいところがあるようです。
見た目は大人っぽいですが、心は幼いという感じ。
付き合う女性は、そこをどう支えてあげられるか、でしょうかね。

海は、清孝の闇に惹かれたところがありますね。
良く分からないから知ろうとして、奥にある闇を見つけてしまった。
その闇を光にしたいと思うのか、一緒にその闇に堕ちて行きたいと思うのか。
そこが分岐点と言えるでしょう。
関係を言葉で表すのは少し難しいですね。
敢えて言うなら、そのまま「光と闇の関係」と言うのが分かりやすい。
海が清孝を光で照らすか、清孝が海を闇で飲み込むかといった関係。

清孝とテンチョーは似ているというシーンがありますが、
清孝が稲穂信とどういう会話をするのかが気になるのは私だけですかね?

清孝のシナリオは、二人が上記に書いたように特殊な関係で成り立っているため、
かなり濃く複雑な内容となっています。
BL要素も若干含まれるため、大人の女性向けのシーンが多いです。
レディースコミックを読む人には耐性があると思いますが、
そうでない人にはちょっと拒絶反応が出るかもしれませんね(特に男性は
少女マンガの雰囲気とはかなり違っていますので、
対象年齢が格段に上がっています。
これでよくCERO【B】で通ったなぁと思いましたね。
暴力表現が少ないからなのだろうか?
性表現はオブラートに包んではいますが、
「どう考えても……」というシーンがありますしね……。
12歳は本当にギリギリの対象年齢です。

バッドエンドが個人的には優秀でした。
こういうエンドは好きですね。
「君が望む永遠」に近いでしょうか?
私のように、好き好んで見たいという人は少ないと思うので、
ここまでの感想を読んで予想が付くなら、このエンドは回避した方が賢明です。
くーたの攻略開放には見る必要がある(※)ので、全スキップ推奨。
※グッドだけでも開放されるかも。
何気にグッドエンドへの選択肢が難しいので(※)、
グッドエンドだけを見るのはちょっと面倒ですけどね。
※清孝がナイフを持った時点でバッドエンド確定です。

点数を付けるなら75点ぐらいかな?
人間関係に重点を置いたため、バンド活動についてが疎かになったのが残念です。
清孝にとってバンド活動がどういう意味を持っているのかが分からなかった。
そこをもう少し丁寧に描いていれば、もっと高い評価でしたね。
何気にエンドソングが好きなんですが(笑)。


清孝については以上です。
次はくーたを語ろうと思っています。
ユア・メモリーズオフの感想はまだまだ続きますよー。
それでは、ごきげんよう!

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2008年02月04日

ユア・メモリーズオフ 感想 その3

公式サイト:ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
好評なのかどうかは知らないが、見てくれてる人は居るようなので、
このままユア・メモリーズオフの感想を続けていきましょう。

それでは3回目のユア・メモリーズオフの感想です。
キャラクターについて語りながら、
最後にシナリオについても触れるという形式になっています。
ネタバレはなるべくしないように書きますが、
まったく無いとは言い切れないかもしれません。
その辺りは各自の判断でお願いします。

今回は川本拓です。
サンプルボイスを聴くと分かると思いますが、
テンション高いし、早口で喋るしで、初対面だと鬱陶しいタイプの子ですね。
「こういう子は苦手……」という人は少なくないと思います。
私もちょっと苦手ですしね。
でも、グループで付き合うとなれば、
親しみやすくて人気者になれる子でもあります。
なので、拓の友達は大勢居るし、女性からも人気があるようです。

拓は「自分の好きなことを優先に生きる」というスタンスなのですが、
それ故に周りを見ることに疎く、自分勝手な子と思われがちなようです。
目の前の事に一直線なため、細かい気配りが出来ないのですね。
女性付き合いも、あまり得意とは言えないみたいです。
「友達としてならいいけど、恋人として付き合うのはちょっと……」という感じ。

ですが、拓はやると決めたことは最後までやり遂げるし、
相手を思いやる心も持っています。
悪いと思ったことにはちゃんと謝る素直な子なので、
じっくり付き合っていけば、ただ自分勝手というだけではない、
「拓なりの良いところ」を見つけることが出来るのではないでしょうか?

海にとっては「何だか放っておけない子」というだけであり、
恋人という感じではないですね。
「姉と弟のような関係」と言った方がしっくり来るかと思います。
シナリオ中は海がずーっと拓の面倒を見てあげていますしね。
海と拓の関係は見ていて微笑ましくなります(笑)。

実は私は、拓の中の人の声が苦手でして、
キャラは好きになれたけど、声だけは未だに慣れません。
最後まであの調子で喋るので、自分も苦手だと言う人は
ボイスを『無し』に設定することで回避可能です。

拓シナリオは思ったよりも感動できます。
海が拓のことを放っておけない理由から始まって、
拓の性格でダメなところを海が叱ったり、
それによって、海自身も自分のダメだったところを見つめ直す、
といったようなことが描かれます。
自分に出来ること、自分にしか出来ないことをやり遂げようとする二人に
ちょっと涙腺が緩んでしまいました。
海が拓を叱るシーンはすごく良かったです。

作中で、拓と理人の関係が伏線として貼られていますが、
この伏線の回収がまた見事なんですよ!
「おお、そう来るかー」と唸りましたね。
こうした部分も含めて、拓シナリオは非常に良く出来ていました。
バッドエンドは特に語ることはありません。

始めはちょっと受け入れ難かったけど、
拓というキャラクターの良さが見えてくると楽しく読めます。
シナリオが思っていた以上に良かったしね。
80点ぐらいはあげてもいいんじゃないでしょうか?


拓については以上です。
次回は清孝についてを予定しています。
ユア・メモリーズオフの感想を楽しみにしている人が居ること願って……。
それでは、ごきげんよう!

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2008年02月03日

ユア・メモリーズオフ 感想 その2

公式サイト:ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
前回の感想が最初にしては長すぎましたね(苦笑)。
10回書く予定なんだから2回に分けても良かったかも……。
この後10回も書くことがあるかしら?
売れて欲しいので頑張ろう。

それでは2回目のユア・メモリーズオフの感想です。
今回からキャラクター別に取り上げていきますね。
女性キャラについても、もう少し詳しく書くつもり。
クリアしたキャラから順なので、
女性キャラやテンチョーについては最後の方になります。

まずは本条理人から。
プロフィールを見ると「かるくオタク入ってる」とか「女の子大好き」とか、
ちょっと微妙な感じに見られますが、それほど変な奴ではないですよ?
こういうキャラは気持ち悪いと言う人も居そうですが、
接してみると普通の高校生でしたね。
拓を除けば、周りのキャラがみんな大学生以上なので、
理人がちょっと子供っぽく見えるのは仕方ないかなーと思います。

好きな女性に対して積極的に行動するタイプのキャラなのですが、
気持ちがストレートに表れているのは良いかもしれません。
歴代主人公の男どもとは正反対な感じ。
真っ直ぐで純粋、一途なタイプということで、
乙女ゲーのキャラとしては良かったと思います。

海にとっては良き相談役といった感じの方が強い。
あまり恋人という雰囲気ではなかった気がします。
もっと遊園地とかに行くシーンがあれば良かったんですが、
動物園も行く前にシナリオが終わっちゃったしね(苦笑)。
こういうお兄ちゃんが居るといいかも……と思った。
私じゃなくて海にですよ?(笑)

理人のオタク的な部分はそんなに気にならないと思う。
『龍刻』のパッケージとかが出てきたときには流石に笑ったが、
まぁその程度ですね。
エロゲーが趣味というわけでもないみたいですし、
「二次元しか愛せない!」とか言うわけでもないしね(笑)。

理人シナリオは全体を通して大きな揺れは無く、
最後にちょっと荒波が立ったぐらいでした。
比較的穏やかに事が進み、大した修羅場も無く終わります。
前回の感想でも書いたけど、短くあっさりエンドに行きますね。
ん、でもシナリオとしての完成度は70点ぐらい付けていいと思う。
伏線(と言うほどのものでもないが)の貼り方と、
その回収がスムーズにエンドに繋がるのは上手いですね。
目立って良いところがあるわけではないけど、悪いところも無いので、
ライトノベルのような感覚で読めばいいかな?
理人はバンドとは一切係わらないですからね。
あまり重要なキャラではないから、この程度でも充分ではないかと。
ちょっとしたネタキャラみたいな扱いかもしれませんね(笑)。


理人についてはこんなものでいいかな?
こんな調子でユア・メモリーズオフの感想を続けていきますが良いでしょうか?
次回予定は拓か清孝になります。
何気に攻略制限があって、清孝のエンドを見ないと
くーたの攻略は出来ないみたいです。

何だかくーたのシナリオは面白そうなので、
最後の方まで取っておこうと思います。
それでは、ごきげんよう!

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2008年02月02日

ユア・メモリーズオフ 感想 その1

公式サイト:ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
うい、とりあえず需要があるっぽい?ので、
プレイした感想を書いていこうと思います。
「その1」ですので、予定では「その10」ぐらいまで感想記事を書くつもり。

何気に『ユア・メモリーズオフ 感想』でググるとウチがトップに来るんですがw
ユア・メモリーズオフの感想だけじゃなくて、
用語集のための準備も忘れずにやってますので、
ユア・メモリーズオフの感想を求めてる人は、
しばらくはお気に入りにでも登録しておくといいよ!
ユア・メモリーズオフの感想がんばります!

では、ここから感想です。ネタバレはしない方が良いのかな?
極力ネタバレは書かないようにします。

システム面ですが、これはいつものKIDシステムを継承しているので文句なし。
キャラクター別に音声切り替えが出来るのは良いね。
『有り』と『無し』の切り替えだけで、音量は一括ですけどね。
この機能はメモオフ#5アンコールにも欲しかったなぁ。
そしたら麻尋のボイスだけ『無し』に出来たのに……。

スキップ機能が超早いのには驚く。
他所のギャルゲーなんて話にならないくらい早いぜ!(笑)
お馴染みのイベントCGのプリント印刷機能もついてますよ。

エンド数は19、アルバム総数241、ムービー10。
シーンタイトル数は178となっています。
(一応反転で)
クリアしたキャラから声優さんコメント追加。
その他はまだフルコンプリートしてみないと分からないので、
またそのときに報告します〜。

お話の時期は2002年の2月3日から。
時間軸は2002年で間違いないみたいです。
『想い出にかわる君』は2002年の7月からスタートですので、
それまでにはユアメモのストーリーは完結するようになっています。
ユアが始まる頃には信くんもインドから帰国しているようなので、
テンチョーと信くんがインドで出会うのは、
2002年の2月以前ということになるみたいです。
信くんは立ち絵無しで声のみ登場。へるぷみーぷり〜ず(笑)。

ここまでは理人編をクリアした段階での情報です。
トゥルーエンドを見ないことには、歴史がどう繋がっていくのかはまだ不明。

キャラクターは、最初はりかのに慣れることが出来るかどうか、
後半は拓の賑やかさに慣れることが出来るかどうかがネック。
プレイしていればそのうち気にならなくなる……はず。
男性キャラは私からはどうとも言えないのですが、
悪いキャラが居るわけではないので、どのキャラも魅力的だと思いますよ?
女性キャラは陽が好き!家では眼鏡というのは予想外の不意打ちだったぜ!
他にも色々と個人的な萌えツボにハマったので、一番好きなキャラです。
まぁ女性キャラは少ないから、必然的に陽が人気になるだろうけどね。
バイト場所のこともあるので、都子さんの出番が多め。
ちゃんと仕事してるし、マジメないい人になってるので驚いた。
山下2.5号と知り合いになる前だからかしら?(苦笑)

主人公の海について。
普通の女の子ですね。とても親しみやすいキャラです。
主人公にストレスを感じないでプレイ出来るのは良いね!
ライブ時にはヘアーエクステンションを付けるのですが、
見た目の印象がガラッと変ってカッコイイ!
海は髪を伸ばした方が可愛いんじゃないかと思う。
イメージ的にはショートなんだけどね。
浜咲学園の制服を着るシーンが少ないのはちょっと残念でした。
作中で卒業式を迎えちゃうからね。

音楽についても触れておきましょうか。
阿保さんメインで作曲しているので、いつもの阿保さんクオリティ!
旧曲のアレンジなど、まぁいつもの通りです。
主題歌のピアノバージョンが好き〜♪

イベントCGは……許容範囲?
塗りが相澤こたろーさんですし、メモオフの雰囲気は保ててます。
卒業式のイベントCGに白河ほたるが映っているのには笑ったw
(理人の告白時のCG左下、拡大すると間違いないっぽい)
ちょうどイナケンたちが卒業するのと同じ時期ですからね。
こういう遊びが入っているのは好印象。
他のキャラも話題ぐらいには出てくれるといいなぁ……。
とあるCGで、いのりの髪をピンクに塗っただけの使い回しがありました。
理人グッドエンドの最後で見れます。
笑ってしまって感動できなかったじゃないか!w

ムービーなんだけど、ライブ時のムービーは凝ってて良かった。
おおっ!と声を上げましたよ!
海の初ライブシーンはかなり盛り上がる。
アニメーションしてくれると、もっと良かったのだが……。

シナリオテキストとか。
清水マリコさんは普段ライトノベルを書いてるだけあって、
心情表現とか、会話のリズムとかが上手く書けています。
変に偏ったところがないので、とても読みやすいですね。
基本的に私が女性視点のお話が好きなのもあるんですが、
従来のメモオフ作品の男どもに比べるとまったくストレスを感じずに読めます。
海というキャラクターが、ウジウジ悩む事が少ないからでしょうか?
女性らしい気持ちの切り替えが良い感じです。

その分、色々とあっさりし過ぎなところもありますね。
1プレイ5時間かからないですし。
共通部分が4時間、ルート入りしたら1時間で終わります。
まだ理人編しか終わっていないので、他のルートがどうかは分かりませんが……。

まぁ短いとはいっても、ちゃんと物語としては完結していますから、
シナリオ内容について文句はありません。
ラストがあっさりしているのは確かに残念ですが、
それだけ話のまとめ方が上手いということなのでしょう。
テキスト量を増やすために無理に修羅場を作るのもどうかと思うしね。
理人はバンドと関係ない人物だから短くなるのも仕方ない。

他のキャラがどんなものかはこれから。
今後は拓、清孝、秀巳、くーた、俊一の順でクリアいく予定です。
俊一ルートがトゥルーになるのと、俊一視点もあるから、
俊一のシナリオが一番長く、力を入れているのだと思います。
ですからその分、他のキャラはあっさり目かもしれませんね。

以上で最初のユア・メモリーズオフの感想を終わります。
この感想を読んで興味を持った人は、買ってみても損はないと思う。
私個人から言うと、メモオフ#5よりは遥かに面白いと思うので……。
それでは、ごきげんよう!

at 13:26|PermalinkTrackBack(0)

2007年08月18日

Memories Off #5encore 秋名シナリオ感想

発売から1ヶ月以上経ちましたが、ようやくラストの感想です。
私としてもこのシナリオには色々と思うことがありまして、
どう感想を書いていいものかすごく悩んだのです。
思っていることを上手く文に出来ないという感じ。

とりあえず時間が無いので書いていきますが、
上手くまとまっていなかったらごめんなさい。
当然ネタバレになります、未プレイの人は注意してくださいね。
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at 13:13|PermalinkTrackBack(0)

2007年08月11日

Memories Off #5encore あすかシナリオ感想

「発売から何日経ってんだよ!」的な感じですが気にせず行こうと思います。
秋名の感想はさらに先になりそうです。ゆっくりバリバリ!(オイ

前回の麻尋シナリオの感想はとてつもなく長くなりましたが、
今回もヤバイかもしれないぜ!
あれを最後まで読んでくれた人いるのかしら?
コメントとか一切無いので良く分からないや。
あまりにも麻尋批判しすぎたために何も言われないと逆に不安になるね。
麻尋ファンの人の意見も聞きたかったのだけど……残念です。

ま、前回のことは置いといて、本題のあすかシナリオの感想を書いて行きましょう。
当然ながらネタバレ全開になりますので、未プレイの人は注意してね。
もう未プレイの人は殆どいないと思うけど(ぁ
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at 19:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年08月02日

Memories Off #5encore 麻尋シナリオ感想

私は、仙堂麻尋が嫌いだ。嫌いである。嫌いです。
ということを理解した上で以下の感想をお読みください。
当然ネタバレとなっておりますので、未プレイの方は注意してくださいね。
ちなみに、ものすごく長いので全部読んでくれる人はたぶん居ないと思います(ぇ
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at 15:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年04月06日

メモそれagain総合感想

試みとしては非常に良かったと思います。
ストーリーは短いとは感じませんでした。
あのぐらいでちょうどいいよ。
ただ値段には納得いかない。
2100円でいーじゃんっ!えふじゃん、じーじゃん!

グラフィックはまぁ何だ、がんばってくださいとしか……。
枚数は少ないしさ。
背景と服装が違うだけで一枚ってなんだよ!
前作のCGが全部入るほど容量あまってるのに……。

音楽はいつもの曲をアレンジした程度なので、特に語ることはないかな?

各シナリオを大まかに評価して見ましょう。
まず、「二人の時間」をテーマにした果凛編。
幸せな日常の中で、自分の精一杯を見せようとする一蹴。
果凛と一緒に居たいという強い気持ちがキチンと伝わりました。
その中で活躍するサブキャラクターたちも、
それぞれの役割をきちんと果たしていて良かったと思います。
吉祥寺みたいなライバルっていい感じですよね。
こいつには負けない!という辺りは、まさに一蹴らしいというか(笑)。
全体の雰囲気もスッキリしてて、とても楽しめる作品でした!
このシナリオは非常にストレートな話なので、一般のウケは良かったみたい。
私としては、深く考えさせられるような話の方が好きなんだけどなぁ。

次に、「互いを認め合うことの大切さ」を描いた雅編。
ただ単に『好き』という想いだけでは分からないこともあるんですよね。
自分を殺すことなく、ありのままで接することで見えてくるものがある。
偽りの恋人関係から、本当の恋人になるためにも、それはとても大切なこと。
それを和服デザインと相互させた辺りは非常に上手いと思います。
雅の変わりようは極端すぎたところもありますが、でもそれは、親に甘えることが
できなかったことからの反動なのではないかと思います。
ただ、追い詰められて自分を見失ってしまった辺りなんかは、
一蹴自身も言っていたように、一蹴という存在が雅を弱くさせたのだと思います。
果凛が言ってました、「甘えは、怠惰と絶望しか生まない」と……。
雅も最後にはちゃんと自分を保つ強さを取り戻してくれたので良かったです。
サブキャラクターでは、とおこおばさんの存在が大きいね。
雅編をつまらないという人は、この人の言葉の深さを読み取れてないからかな?

最後に、「家族の絆と未来への歩み」を描いたいのり編。
個別感想の方でほとんど語ってしまったので、そちら参照でお願いします。
ここではその続きを書く感じになります。
よろしいでしょうか?では続き。
と、ここまで読み取ることができれば、話の全体が違って見えると思います。
いのりとの時間と家族との時間、そして施設の子ども達との時間。
そのすべて時間の中で、人の愛情というものを感じることができます。
いのりのなぞなぞの答えが「時間」であることも深い意味がありますね。
「時が経っても忘れないよ」と言いたかったのかな?
表面を見るだけだと単調な話でも、こうして深く読み取っていくと、
いのり編はとても面白いですよ。

最後にエンディング曲。
「僕のwish」歌:村田あゆみ
言うまでもなくすばらしい!!
君という存在が大切で温かくて〜♪のところが一番好き。
この人の歌声はハマリ過ぎてヤバイよ。
村田さん=カナタだからというのもあるが(笑)。
カナタが歌ってると思うと、何かこう感慨深いものがあるよね!

以上で終わりにします。なんだかんだで長くなってしまった……。

at 14:11|PermalinkTrackBack(0)

2006年04月05日

メモそれagainの感想(いのり編)

約4時間ほどで終わりました。
かなり遅くなりましたが、感想を書きます。
全体としてはすごく良かったと思います。
泣いたのはこのシナリオだけですね。
とりあえずこれが正史ということでOK?
以降ネタバレなので分けます。
まじめに考察したので、最後まで読んで欲しいな。
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at 18:10|PermalinkTrackBack(0)

2006年03月31日

メモそれagainの感想(果凛編)

約5時間ほどで終わりました。
では感想を書いていきましょう。
評価は雅編に比べるとかなり低めですね。
もはやギャグとしか思えないwwww
CGはちょっと酷すぎませんか?(海のシーン除く
以降はネタバレなので続きを読む

at 20:30|PermalinkTrackBack(0)

2006年03月29日

メモそれagainの感想(雅編)

4時間ほどで雅シナリオは終わりました。
なので早速感想を書こうと思います。
雅ラブの私なので、非常に長々と語らせてもらいますよ!
とりあえず高評価していますが、気になった点がないわけでもない。
以降はネタバレになるので分けますね。
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at 21:26|PermalinkTrackBack(0)

2006年03月23日

メモそれの感想(おまけストーリ編)

せっかくだから書いておきますね。

さよりんシナリオとして作られたおまけストーリ。
『女の中の女』について聞くところで分岐だったかな?
話としては日付がポンポン飛んで、しかもあっさり結ばれてENDなんですが、
こういう話をメモオフでやるのは間違いじゃないのかと(苦笑)。
いのりについてまったく触れないのはおかしいです。
ってか、何でいのりまでならずやに居るんですか?(笑)
今回のことはいのりが言えた事じゃないだろ!!
ギャグとして見る分には面白かったけど、かなりめちゃくちゃです……。
さよりんがフラれるところまではよかったのになぁ。
白いチューリップには大爆笑させてもらいましたが!

稲穂信の人付き合い論について。
信の人間関係って『知り合い』という言葉で終わりなのかなぁ?
信はそんな考えで生きているみたいですが、他の人はどう思ってるんだろう?
ライターさんによって信の言動が違うのも問題があります。
さよりんシナリオを書いた人だけで信の考え方を決められても困る……。
#5の瑞穂さんシナリオでの信はこのときの信とは全然違うしさ。
いい加減社内で信の設定を確立させてください。
重要なキャラクターと言うのなら尚更ね。

信のことも考えると、このシナリオは蛇足っぽい感じもしましたが、
まぁおまけだし、さよりんが可愛いのでOKでしょう!(ぇ
エンドがあるだけよかったと言うことで。
歩なんて・゜・(ノД`)・゜・

う〜ん、何だか辛口評価をしてしまいましたね(汗)。
さよりんのことは好きなのでそこは分かってくださいな。
これでメモそれ感想は一旦終わります(もっといろいろ書きたかったけどね)。
1st・2nd・想君・ARについては無いと思っていてください。
書けないことはないけどね、メンドイです!(ぁ
一応次はagainの感想を予定しています。
それでは、ごきげんよう!

at 11:20|PermalinkTrackBack(0)

2006年03月22日

メモそれの感想(True Story編)

じゃあ今日はいのり編及びTrue Storyの感想を。
当然ネタバレです。

「ウソはバレなければウソじゃない」
2ndでほたるが言った言葉ですが、今回はまさにそれでしたね。
いのりがついたウソはバレることなく一蹴の真実となっていた。
けど一蹴を守るためのウソは、逆にいのりを苦しめることになってしまう。
本当の真実を知る者が現れたせいで……。
明かされる二段構成の真実には驚かされました。
プレイヤーには過去の回想で察しがつきますが、一蹴自身は勘違いしたままという
状態なため、いのりの態度とか見てるとやり切れないですよね……。

始まりは天使…そしてあの掃晴娘人形は、形ある天使だったのかもしれません。
2ndのOP『明日天気に...』の歌詞に「天使がくれた季節」という言葉があります。
これも掃晴娘人形を表していると考えてもいいのではないでしょうか?
掃晴娘人形の流される川の名前が『嘉神川』というのも良いですよね。
「嘉」という漢字には、『よろこばしい、めでたい』という意味があります。
ということは『神様のもとへ流れるめでたい川』と考えることができますよね。
依り代となり役目を終えた天使は神様のもとに行くのかもしれません。
登波離橋の由来となった伝説も、この川が神様のもとに続いているとすれば、
犠牲となった二人もきっと祝福されたと思います。
その話を聞いた神様は、再び同じようなことが起きないように、
橋におまじないをかけてくれ、ほたると健のようなカップルが……。
って脱線しすぎだ!これは一つの考察としておきますね。

でだ、今回一蹴はその掃晴娘人形をもう一度拾いました。
この天使だけは、彼女を忘れないためにもずっと側にいて欲しいという願いから。
ずっと側にいることが願いなら、川に流すことはできないということかな?

疑問となるのはトビーの行動です。
私としては彼を悪者にはしたくないので擁護派なんですが、
やってることはヒドイと思う……。
一蹴が幸せでいることが許せないと言っていましたが、
それならいのりを苦しめないで欲しかったです。
なんでファーストコンタクトがいのりなんだよ。
一蹴に直接会って全て話してしまえばいいだろうが!
本当に失うことの辛さを知っている人は、今回みたいなことはしません。
トビーはそれで本当にリナが喜ぶと思っているのか?
結果的に一蹴は自分の罪を思い出し反省しましたが、
他人を不幸にすることも許されない罪だと思います。
トビーも自分のしてきた行動を反省してください……。
ここはサイドストーリーとしてトビー視点の話が欲しいですね。
彼は一体何を考えて行動していたのか。
それが分からないことにはこの物語は完結とは言えません。
again作ってる場合じゃないよ(苦笑)。

『それでも君を想い出すから』この言葉がこのストーリのすべてでした。
話としては上手くまとまっており、伏線の消化も完璧。
トビーのことを除けば非常に完成度は高いと言えるでしょう。
振り回される一蹴という感じがしなくもないですけどね(苦笑)。

想い出になることなく消えてしまう記憶もあるでしょう。
たとえそれがどんなに大事なことだったとしても。
でも完全に消えてしまうわけではなく、脳のどこかには残っているもの。
すべてはきっかけです。今回はそれが悲劇から始まっただけのこと。
本当はもっと自然に想い出すことができたのかもしれません。
いのりもいつかは自分の口から真実を話すつもりだったと思いたいですね。
againでそんな話があるといいなぁ……。

以上で終わります。
何かいろいろ書いてしまいましたが、言いたいことは言えたので満足です(笑)。
あとオマケシナリオが残ってるね。
時間があれば明日にでも予定しています。
ではでは〜。

at 10:41|PermalinkTrackBack(0)

2006年03月21日

メモそれの感想(カフェ編)

昨日に続いてカフェ編の感想。
例によってネタバレ込みになりますのでよろしく。

カフェ編の共通テーマは「本当の笑顔」です。
まずこのことを念頭に置いておきましょうね。

では果凛シナリオから。
単純に、憧れ→友達→恋人という流れでしたが、
そこに過去の出来事が加わってややこしいことに……。
この話はりかりんの弱さと過去がメインでしたが、
ちょっと一蹴の空回りが多すぎましたね。
カナタが強引なのはいつものことなので特に問題ないけど、
一蹴がヘタレに見えるのはやめて欲しかったかも……。
でもそれは一蹴の弱さを見せる意味では必要だったのかもしれません。
りかりんと一蹴って何となく似てると思いませんか?
りかりんほど徹底しているわけではないですが、
一蹴自身、あまり弱い自分を見せたがらない雰囲気があるしね。

果凛に非情な別れを告げるシーン。
ここはもっと考えて欲しかった不満点の一つです。
あの台詞を言われて一番傷付いたのは一蹴なんですよ?
なのにそれを自分が使うなんてありえないです……。
それでもりかりんは最後まで一蹴のことを信じてました。
そのお陰で、二人は結ばれるわけですが、
これだと「一蹴はいのりのこと信じてなかったのか?」と思われてしまいます。
少なくとも私はそう思いました。
好きだから別れるというのは分からなくもないけど、
いのりも含めて、理由はちゃんと話した方がいいと思うんだ。
「信じる」ことと「本当の自分」を見せる意味でもね。
他にもいろいろ不満点が残るシナリオでしたが、全体的にはとても感動しました。
カナタの力が8割を占めますがね(苦笑)。

正直に言うと、茶坊さんの小説の話のほうが私は好きです。
カナタがちゃんとオーディションを受けるからね!
あとりかりんは幼少の頃から一蹴のことが好きだったという方がいいですし。
この話は小説感想で。

では次に葉夜シナリオ。
黒い気持ちを隠して生きるために、現実を受け入れない葉夜。
それがいけないこととは言わないが、それではのんちゃんは死んでいるようなもの。
一蹴は黒い気持ちを呼び覚ますことで、のんちゃんに今を生きてもらおうとします。
まぁこのシナリオはきみきみの滅多に見れない迫力の演技が聞けただけでお腹一杯ですが、
内容としてもかなりよかったと思います。
第二の秘密基地の存在を聞いたときは涙しましたよ。
のんちゃんが「今を生きていた証」ですからね。
カナタが一蹴に「惚れてたかも宣言」をするのは「えー?」と思いましたが、
一蹴ならいいかな(笑)。
でもカナタには一蹴のことはいつまでも姉という目で見守ってあげて欲しいです。

と、話が逸れたましたが、ともしびの話のシーンはすごく好きです。
「かけがえのない想い」という意味でも上手くできていたのではないでしょうか?
のんちゃんワールドも含めて、このシナリオは大きく評価したいですね。
好きな人の誕生日にはホーロー製のフライパンを送ろうね!(えー

以上でカフェ編の感想を終わります。
明日はトゥルーシナリオですね。
ああ、こんな適当な感想でよいのだろうか(苦笑)。

at 12:11|PermalinkTrackBack(0)

2006年03月20日

メモそれの感想(学園編)

都合により遅くなりましたが、メモそれの感想を書き始めようと思います。

そんなに長く語る気はないけど、ネタバレになります。
もう今更なので。ダメという人がいたらスルーでよろしく。

では縁シナリオから。

縁シナリオは兄妹の恋愛を描いたものですが、ラストに元カノとの三角関係になって、
さらに精神病にまで発展するとは思ってもいませんでした。
バッドエンドは悲劇過ぎる……。
意外と縁の両親が話に絡んできましたが、一蹴のことをどう思っているのか?
という辺りの話がもっと欲しかったですね。
一蹴を養子として引き取った理由も明かされると思ってたのになぁ。
全体としては悪くなかったと思います。星恋の丘のイベントは結構好きですし。
まぁ縁の涙はあまり見たくないんですけどね。
私が思うに、一蹴は何も悪くないです。
2ndの二股はイナケンが悪いけど、メモそれの二股はいのりが悪いですよね。
「いのりに振り回される一蹴」という形が学園編では見受けられたような気がします。

続いて雅シナリオ。

これは賛否両論のシナリオとなりました。
強引すぎる展開とラストの弾けっぷりに抵抗があったようです。
しかし私はこのシナリオはとても良くできていたと思います。

まず扇子を拾うシーンに疑問を感じると思いますが、
これが扇子だということは意外と大事なポイント。
これは雅の必須アイテムだということをあらかじめ示しておく必要があったのです。
いきなり扇子を取り出して額を叩くより、「一蹴が拾ったもの」という前置きが
あった方が受け入れやすいと思いませんか?

雅と偽りの恋人関係になることについて。
これはラストで雅が真意を語ってくれます。
あのとき一蹴を選んだのは、たまたま近くにいたからというのもありますが、
私はさよりんによる影響が一番大きいのではないかと思います。
さよりんと仲の良い鷺沢なら……みたいな?
クッキーを食べるイベントが直前にあったのはそのためかもしれませんね。

唐突な「なぎなたを覚えなさい」発言について。
あまりに強引な展開に一蹴も悲鳴をあげていましたが、
この辺りの協力イベントと信じる心の伝え方はとても良かったと思います。
一蹴という人間は施設で育った身でありながも、人を信じる心を持っているんだと
知ったとき、私は一蹴のことがすごく好きになりました。
このイベントは歩にも影響を与える大切なイベントなため、
多少強引でも二人でなぎなたの演技競技をする必要があったのでしょう。
負けることは始めから分かっていたみたいですしね。
ここはお祖母様のことも含めて「諦めたらダメだ」ということを伝えたかった
のだと思います。

いのりとヨリが戻ることについて。
まぁここで否定意見が出るのは分かっていましたが、
あまり一蹴のことを責めてはいけませんよ。
元々偽りの関係だったわけだし、一蹴はずっといのりのことを考えている雰囲気が
ありました。
雅には直前に振られていたわけだし、ずっと気になっていた元カノが戻ってきてくれる
となれば大抵の人は流されてしまうのではないでしょうか?
そこに飛田扉が係わっていたのなら尚更ね。
あっさりと元の鞘に収まることに疑問を感じますが、
扉にも罪悪感があった、ということでいいと思いますよ?
ここで一つポイントとなるのは一蹴の行動です。
一蹴はいのりに会うために家に押しかけたりはしませんでしたが、
雅に会うためにはそれをしました。
この辺の違いからしても、雅のことは大切に思っていたのだと思います。
「諦めないこと」を一蹴も学んでいたのかもしれませんね?

ラストの卒業式乗っ取り作戦について。
またアホなことをしたなぁという意見の人もいると思いますが、
じゃあ他にどうすればよかったのでしょうか?
正直、卒業してしまえば学校なんて関係ないし、多少?の無茶はOKでしょう。
同じような事件が昔にもあったわけだし、全校生徒がノリノリである以上、
あの作戦は成功だったと思います。
お祖母様に強烈なインパクトを与える意味でもね。
あれでお祖母様が雅のことを理解してくれたかどうかは分かりませんが……。
なぎなた部員と剣道部部員が雅のために行動してくれたというのも熱いです。
一蹴一人で突っ走るのではなく、「みんなと協力して」というのは大事なことです。
手柄の8〜9割は歩とさよりんかもしれませんがね(苦笑)。

雅シナリオだけ熱く語ったのはいろいろと思うところがあってのことです。
台詞とかもきちんと考えられているので、あまり否定ばかりしないでくださいね。
雅はホントはすご〜く可愛いキャラなんですよっ!と熱くアピールしておきます。

「えぇい!いくら熱弁されてもほたるや鷹乃シナリオのパクリだろ!」と
言われてしまいそうですがね……(苦笑)。
人見知りするヒロインとのシナリオは詩音や鷹乃ですでにやり尽くしてしまった
感じもしますが、それはメモリーズオフという作品をもうやり尽くしてしまった、
ということにも繋がるような気がします。
大きく方向転換した#5は何だか失敗という感じもしますが、
その辺りKIDさんはどのようにお考えなのでしょうか?
キャクターデザインと設定を考えるのも限界に近そうです。
変な個性をつけることで一応の差別化を計っていますが、
正直もう勘弁してください_| ̄|○
美海とか瑞穂とかありえないからさ……。
そろそろ王道にチャレンジしてキレイに終わらせようよ、ね?
昔好きだった幼なじみと再会して……とかいいんじゃないかな?

と、メモそれの感想から脱線してましたね。
学園編のシナリオはどちらも涙できるシーンがいくつかあって感動しました。
雪を上手く使った演出も良かったと思いますよ(足跡とか…)。
個人的にはどちらのシナリオも高く評価しています。
と、以上で終わり。明日はカフェ編かな。

at 16:13|PermalinkTrackBack(0)

2006年01月11日

『想い出にかわる君』という作品について

最近『想君』がまた公式BBSで論議されていますね。
この作品は本当にいろいろと大変ですね(苦笑)。
私は嫌いじゃないですよ?
よく言われる問題点は

主人公がヘタレ。
キャラの人間臭さ(=好きになれない)。
ものすごい電波のオンパレード。
ストーリーの未熟さ(私はそうは思わないが)。

ぐらいですかね?(ここからは分けることにします)
続きを読む

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2006年01月05日

メモオフ#5総合感想2(否定編)

今回はメモオフ#5の不満点を書きたいと思います。
麻尋が好きな人はスルーした方がいいかもしれません。
では、続きを読む

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2005年12月12日

Memorise Off♯5 総合感想

ということでいよいよ総合的感想を書きたいと思います。
ネタバレ必須なので分けますね。ちょっと修正しました。
続きを読む

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2005年12月05日

麻尋シナリオ 各エンドクリア(2)

今回はいよいよトゥルーエンドの感想です。発売から一ヶ月以上経ってますが
許してください……。
できれば各シナリオレビューもしたかったんだけど、どうも無理っぽいですね。
あっ!でも用語集の制作は行っています。今年中にはアップしたいなぁと思ってるので、
もうしばらく待っててください。期待してる人がいるのか……?(苦笑)。
でも、プレイしてない人でも楽しめる用に努力しますので、アップしたら是非見てみてね!
ではトゥルーエンドの感想です。一部伏字にしておきました。

ラストカット(トゥルーエンド)
トゥルーエンドまでの流れですが、麻尋Aエンドの後、麻尋視点のリバースカットに入って、
その後ラストカットに入ります
(一応伏せたけど意味ないかもね)。
さすがにトゥルーエンドということもあってよくできています。
他のシナリオで不満だった点を、ちゃんと納得できるものにしてくれていますし。
このシナリオを見ると、香月シナリオのダメさや、あすかシナリオの一部不満点が
浮き彫りにされてしまう……。
麻尋の行動にはいろいろ言いたいですが、彼女らしいということにしておきます。
で、このシナリオで一番感動したのがルサックの場面。
こいつらマジでいい奴らだ・゜・(ノД`)・゜・
信のサポートについてですが、麻尋のためというのは分かるんだけど……。
なんか人のことをあれこれ聞き出して調べるのは良くないと思う。
ああいうのはちょっと感心しないかも……。
こそこそするのは信らしくないってことですね。
だからといって正直に言えるかというと、今回の場合は難しいんですけどね。
やっぱり麻尋に対する配慮というものがありますから……。
そもそもは麻尋がハッキリしないのがいけないかと。
まぁそのことについてはまた今度にします。
春人の最後の言葉ですが、麻尋って千羽谷大学の学生じゃないんですよね……。
あすかはこれから卒業して入学するから問題ない?として、麻尋はどうなんでしょう?
まぁ大学だから気にすることもないかな。
エンド曲『ロマンシングストーリー』についても少し触れておきましょう。
メモそれのときとは違って、比較的明るい曲で歌いやすいです。英語も難しくないしね。
「素晴らしいこのキャストなら」のところはちょっと泣けました。
この曲は、どことなく雄介と麻尋のことを歌っている部分が多い感じがします。
「僕らの大切なキミよ永遠に」は雄介と麻尋の両方を指していると考えることができますよね?
歌詞に『雨』という単語が入っていたのはやっぱり嬉しかったな〜。
はい、エンド以外の感想で盛り上がってしまいましたが、最初に述べたとおり、
シナリオは良くできていました。
あえて不満点を上げるとしたら、麻尋が春人を好きになる過程がイマイチだったかも。
雄介や信とは違う、春人じゃなきゃダメなんだ!という所をもっと強調してほしかったです。
だって春人より信の方が優しくて頼りになるじゃん(ぁ

これにて各シナリオの感想は終わりです。
次はメモオフ#5全体の感想などについて書きたいと思っています。
それでは、ごきげんよう!

at 17:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年11月28日

麻尋シナリオ 各エンドクリア(1)

月曜日恒例のメモオフ#5感想です。週に一度の感想で悪いね。
フルコンプはできてるんですけど月曜日しか感想書く時間がないのです。
ということでまだあと3回はメモオフ#5の感想になるかと……。
今日は麻尋エンド。3つある中から、バッド2つの感想です。
一部伏字にしておきますね。

Bエンド
また面白いエンドです。春人のヘタレ全開!!って感じ。
私は今作の主人公はあまり好きじゃないので、こういうエンドもありだと思います(ぁ
とりあえず春人は引っ越した方がいいんじゃね?
このままこの町に居ても気まずいだけだろうし……。
新天地で新しい出会いを探すべきですね、はい以上。

フタリキリエンド
麻尋が超萌える(*゚∀゚)=3ハァハァ
何この素敵な態度の変化。これは本当に麻尋?と疑いたくなるような変わりようです。
エンドの中身としてはどこか切ない終わりなのですが、
お互い好きという気持ちに偽りはないわけだから、別にいいんじゃないかと思います。
ただしですよ、そこに愛があっても、信頼がなければ悲しい愛にしかなりません。
「想い続けていれば、願いはきっと叶うんだよな」という言葉がありますが、
この言葉で大切なのは『きっと』という部分です。
『きっと』とは、未来に確かな確証があるということです。
しかしこれが『いつか』だったらどうでしょう?
『いつか』は未来の不定を表している疑問の係助詞です。
つまり『いつか』という言葉には何の確証もないのです。
このエンドでは、春人も麻尋も『いつか』という言葉を使っています。
ですから、この二人の心が繋がることは『きっと』ないでしょうね。

次回はAエンドを含めたトゥルーエンドの感想です。
まだまだメモオフ#5でネタが続きますが、お付き合いくださいませ〜(≧∇≦)

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2005年11月21日

あすかシナリオ Bエンドクリア

うにゃー!!遅くなりましたが感想を書きますよー。
実は麻尋シナリオも終わってるんですけどね……。
ネタバレはないはずです。

えっとまずこれは正確にはあすかエンドではないですね。
でも納得できるすばらしいエンドだったと思います。
この問題をはっきりさせてくれたのはかなりの好印象ですよ。
こういう展開は期待してなかっただけに嬉しいです。

でもAとBに分ける意味がよく分からないかな?
これを普通にAエンドに挿入してもよかったような気がします……。
その方がキレイに終わったでしょうし。
わざわざ二つエンドを作る必要はないと思います。
2ndのほたるシナリオみたいな感じでいいじゃん。
なんでAとBに分けたんでしょうね?

と、そんな疑問点はありつつも、シナリオ自体はよくできていました。
選択肢にわけの分からない電波を入れている辺りにも笑わせてもらいましたし(笑)。
そしてBエンド=バッドエンドじゃなくて安心しました。
何だかんだ言っても、結局はあすかが笑顔でいることが一番ということですね!

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2005年11月14日

あすかシナリオ Aエンドクリア

長かった……。予想よりもかなり時間が掛かりました。まだBエンド見れてない_| ̄|○
というわけでとりあえずAエンドのみ感想。ネタバレは伏字

全体的には悪くなかったです。ただ不満点もいくつか残りました。
ネタバレになるので伏せておきます。
1、麻尋の「関係ない」の一点張りはやっぱりムカつく。
関係ないわけあるかーーーーー!!

2、修司との関係がイマイチよくない気がする。
まぁ時間が解決するということでしょうけど……。

3、あすかの母親が更生しないまま終わる。
これはマジでどうにかしてほしかった。この辺りはちゃんと決着つけてくれないと
ダメだと思います。

4、カメラ恐怖症が治ったことがあまりハッキリしない。
何だかんだでうやむやな感じなってないですか?

5、映画のコンクールは特別賞ぐらいはあってもよかったのでは?
雄介の台本やあすかのがんばりが報われない感じ……。


Aエンド
上記の不満点はあるものの、良いエンドだったと思います。
あすかが笑顔ならそれで満足ですよ。
あすかのような健気さは好きだなぁ……。
というかね、あすかはどうしても憎めないんです。
こういう主人公ラブなキャラは他のキャラを攻略するときに邪魔に感じますが、
今まで見たどのエンドでも、あすかのことをそんなふうには思いませんでした。
あすかの苦しみを知っているし、その分必死なのがすごく伝わってきて
思わず胸が熱くなってしまいます。
私も本気で守ってあげたいと思ったからね。
野川さくらさんの演技がすごく上手なので、感情移入もしやすかったし。

春人は気づくのが遅いというか、失うことを恐れすぎです。
雄介を失ったトラウマが大きいのは分かるけど、失うことを恐れていては前には進めません。
春人の出した結論は間違ってはいない。けどそれは自分を守るためでしかないと思いませんか?
あすかのことを考えているようで、それは結局自分が失うのを恐れているからでしかないのです。
まぁ自分で情けないって分かってるようなので、これからは気をつけましょうね。
あすかを傷つけてしまう行動しか取れないようではダメですよ?

はい、以上なんですが、ここでもうひとつ重要なことがあります。
それは美海ちゃんのこと。
実はあすかシナリオでは、密かに美海ちゃんのシナリオに関係することがいくつも出てきます。
私は真っ先に美海ちゃんシナリオをしたから分かります。
何気なく話しているようで、本当は美海ちゃんが話すことすべてに深い意味があるのです。
それに気づけるかどうかで、あすかシナリオの評価が全然違ってきますよ?
もう『5月1日土』と『5月9日日』辺りは泣けましたからね……。
どうしようもなくいい子でほんと泣けます。うん、ダメだ言葉では伝えきれないよ(涙)。
これは見た人にしか分からないですね。是非美海シナリオをプレイしてください。
あれ?あすかシナリオの感想じゃなかったけ?まっいっかぁ(えー

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2005年11月07日

香月シナリオ A・B・Cエンドクリア

何だかアニメ感想に時間が掛かってあまりプレイできてなかったんですが、
ようやく香月シナリオを終えました。あとは、あすかと麻尋を残すのみです。

では香月シナリオのネタバレなし感想。
まず全体を通してですが、少し残念なシナリオなんですよね。
展開が唐突なのは許せるとしても、何だか香月がかわいそうでした。
修司の一件は確かに香月が悪いと思うけど、麻尋との一件は麻尋の方が悪いと思います。
雄介の死に関係しているなら、ちゃんと話すべきではないかと……。
修司の方は香月が悪いんですが、この修司って奴はしつこ過ぎます。
ヘタレのくせに生意気……は言い過ぎとしても、いい加減許してあげてもいいと思う……。
っていうか結果が分かってるんならさっさとあすかに告白して振られてこいや!!(えー

それと歩がちょっとウザイです……。言ってることは正論なんだけど、その言い方が
良くないためあまり共感することが出来ないんですよね。
そもそも何も知らないくせにいちいち悪態をついてくるなと言いたい。
私は#5の歩は好きになれません。サブキャラとしては動かしやすいキャラですが、
信のような的確なアドバイザーとして活躍しないので、ただ鬱陶しいだけ……。
正直、#5で歩を出したのは失敗だったかな?とこの香月シナリオで思いました。

それぞれのエンド感想。
Aエンド
まぁ普通に告白して終わりなんだけど、エピローグには納得がいきません。
悪くはないんだよ?別にそういう終わりでも。
ただね、やっぱり私は麻尋に文句を言いたいですね。
あまり書くとネタバレになるので詳しくは書けないんだけど、ちょっとがっかりです。

Bエンド
こちらも麻尋に文句を(以下略
そして修司と歩もウザイので最悪……。
こいつらバカだよ。何にも分かってない。
まぁ春人がヘタレな所為でもあるんだけどね。

Cエンド
香月のキャラ全てを否定するサイテーなシナリオ……。
あのね、『できない』って言うのは言い過ぎだと思うんだ。
香月の口からそんなセリフ聞きたくないよ。これじゃ香月が悪者みたい……。
普通に『怖いから』って言えば「乗り越えられる」って言えるのに、
ハッキリと『できない』なんて言われたらどうしようもないじゃないですか!
まぁバッドエンドだからしかたないと言えばそれまでなんですけどね……。
それでもこのエンドはヒド過ぎると思います。香月を嫌いになる人多数かも。


総合して言いたいことは、このメンバーには雄介がいないとダメってこと。
冷静なまとめ役がいないため、一度トラブルがあるともうグダグダ……。
CUM研のメンバーは、
春人=キレやすい、修司=いつまでも根に持つ、香月=決定的に脆い
歩=役立たず、あすか=春人意外興味なし、麻尋=雄介の映画のことしか考えてない
こんなのまとまるわけがねぇーーーーーー!!_| ̄|○
香月シナリオは、CUM研メンバーのまとまりの無さを浮き彫りにしたシナリオでした。以上!

at 19:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年10月31日

瑞穂シナリオ A・Bエンドクリア

これでようやく二人目……。まだまだ掛かりそうです。
ではシナリオの感想ですが、その前に注意。

普通はAエンドでエンディング曲が流れるんですが、瑞穂さんシナリオは特殊で、
Bエンドでエンディング曲が流れます。瑞穂さんルートをすれば大抵先にBエンドになるので、
今回はBエンドから先に感想を書きます。ネタバレはないはず。

Bエンド
ああすごいよコレは。マジで最高のシナリオです。
私は思わずこう叫んだもん
ぃやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! by ムルタ・アズラエル
(コントローラーを布団の上に投げ飛ばしながら!)

もうこのシナリオを書いた人は神です。何もかもを吹き飛ばす最高のシナリオ。
こんなエンディング未だかつて見たことがない。相摩姉妹は別だけど……。
感動なんて一切ないです。ただひたすら乾いた笑いが出てくるだけ。もしくは大爆笑ね。
まぁ私の場合いろんな意味で涙が出てきたけどな!!それくらい訳の分からないシナリオ。

このシナリオだけで8000円出した価値がありました。できればこのシナリオは一番最初に
見ておいた方がいいかも……。で、その後すぐにあすかの明るい声を聞きまくること!!
じゃないとマジでやってられないから……。はっきり言って相摩姉妹を超えるエンドです。

Aエンド
こちらは良くも悪くも普通です。Bルートがあまりにもアレだったので、
Aエンドの方は安心して見れると思います。
ただこのエンドは2ndで同じようなエンドが……。そのため面白みはまったくないです。

はい以上ですね。あ〜最後に一言、これなんてエロゲ?(死)

at 15:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年10月29日

美海シナリオ A・Bエンドクリア

日付も変わった午前1時に美海シナリオが終わりました。

とりあえずネタバレはなしで。ただし適当な感想です(ぇ

Aエンド
とりあえず泣いた。うん、号泣したよ。そりゃもうボロボロと……。
話は少し強引だった気もしますが、伏線はいくつかあったので問題ないかな?
ただ人によっては「ちょっ、それはないだろ!」となるかも……。
でもまぁ結果はハッピーエンドなんだから気にするな!(えー

このシナリオの良いところは、美海ちゃんがひたすらにいい子だということ。
もうね、まわりへの優しさが半端じゃないです。でもそこに自分の幸せはなくて、
だからこそ美海ちゃんの全てを知ったとき、私はすごく胸が熱くなりました。

そしてこのエンドはエピローグで、感動の余韻に追い討ちをかけられます。
詳しくは言わないけど、治まりかけていた涙がまた溢れてきてさ。
ほんとにマジ泣きでしたよ。うわっ!ダメだ思い出し泣き……。

というわけでAエンドはすごくよかったです(オイ
他のシナリオにも期待しましょう!(まて!適当にもほどがあry

Bエンド
何ていうか、うーんとねぇ……メモオフシリーズおなじみの
終わり方とでも言えばいいかな?今までにもこういう結末ってあったよね?
まぁそういうことです。キーワードは海って言ったら分かるかも……。

at 11:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)