2007年09月08日

ヤンデレ大全よりメモオフヒロインについて

白河ほたると鷺沢縁が載っていると聞いた以上は買わねばなるまい!
というわけで買ってきた(笑)。松尾さんありがとう!(えー
でだ、小さくとはいえ本当に載ってて爆笑した!
ひとつ言うなら、みやもさんはメモオフが好きなのか嫌いなのか、
そこが問題だな(何

みやもさんの文では僅かしか紹介されていないので、
メモオフファンとしてもう少し詳しく上記の二人のヤンデレっぷりを紹介したい。
長いので、どうでもいい人は流し読みしてくれて構わない。

まず白河ほたるだが、本誌にはピアノのことで嘘をついたといった程度しか
書かれていませんが、ほたるのヤンデレっぷりはそれだけでは留まりません。
ほたるの嫉妬心はかなりのものがありますからね。
つばめシナリオでは主人公・健のヘタレっぷりと合わさってカオスな展開になるし、
静流シナリオではあんなに慕っていたはずの姉と仲違いするし、
希シナリオでは健がバイトの帰りに彼女を送っていたというだけで
浮気だと勘違いするし、巴シナリオでは親友同士で口論にまで発展します。
あの言い争いは、いつ凶器を取り出してもおかしくなかったですね(ぇ
唯一、鷹乃シナリオだけは比較的まともなのですが、
それはシナリオを担当した日暮茶坊さんのお陰だと思われる。

また、これは私の個人的な考えなのだが、
ほたるはさりげなく肉体関係を求めようとしている傾向がある。
まず冒頭から素肌にシーツを巻いただけの姿で登場し、
その後も何かと意味深な会話が続く。
加えてその晩お泊りまでするので、これはどう考えてもヤっているとしか思えない。
なんとプレイを開始して僅か20分ほどでこの展開である。
シナリオを進めて行くと似たようなシーンは何度もあるので、
そこに健を繋ぎ止めたいという想いが見え隠れしているように思える。
あくまで想像の範疇なのでどう受け止めるかはプレイヤーしだいだが……。

ここまででほたるのヤンデレっぷりは充分に分かっていただけたと思う。
なので、ほたるについてはこの辺りにしておこう。

次に着目したいのは彼女をここまでヤンデレヒロインにさせる主人公だ。
主人公・健のヘタレっぷりと書きましたが、ヤンデレにはヘタレ主人公が必須。
このMemories Off 2ndの主人公である伊波健ももちろん該当する。
少し前にギャルゲ板の方で健はm(ryと似ているという話題があった。
m(ryと言えば有名なSchool Daysの最悪主人公のことだが、
伊波健もそれに勝るとも劣らない優柔不断っぷりを見せる。
三度会っただけのほたるの親友とキスしたり、
先生である女性にキスされて途端に意識し始めたり、
クラスメートを何の前フリもなく食事に誘ったりするのだ。
もしMemories Off 2ndがエロゲーになっていたなら、
恐らくSchool Daysのような結末が100%存在していたであろう。
このゲームは主人公に最初からほたるという恋人が居る状態から始まるのだから……。
本当に驚くほどSchool Daysとの共通点が多いので、
未プレイでSchool Daysが好きな人は是非遊んでみて欲しい。

「最初から……最初から、ほたるのことなんか、なんとも思ってなかったんだ。
嫌いじゃなかったけど、好きでもなかった。ほたるが告白してきたから……
だから惰性で、適当に付き合ってやっただけなんだよ。
どうでもいいと思ってたんだ……ほたるのことなんか……」

↑この台詞から

↓こうなるんだぜ
「愛は決して、儚いものじゃない。たとえ世界中の愛が終わりを告げたとしても。
ぼくの愛は、ほたるを想うこの気持ちだけは、
絶対に、消えてなくなったりはしないんだ――
ぼくはいつまでも、ほたるのことが、大好きだよ」


( ゚д゚) ・ ・ ・

(つд⊂) ゴシゴシ

(;゚д゚) ・ ・ ・

(つд⊂)ゴシゴシ

( ゚д゚)ポカーン

in(ry氏ね!

という感じですマジで(苦笑)。
でも私は健のことは嫌いじゃない。それは恐らく健がバカだからだろう。
みんなが見ている校庭のド真ん中でキスして抱き合うぐらいだからな!(笑)
ヤンデレ大全ではその少し前の場面について触れられているが、
「まともな神経とは思えない」と書かれていて死ぬほど笑った。
まともな神経をしていないのは打越大先生です!(ぁ


もうひとりの鷺沢縁についてはあまり語ることはないだろう。
このヒロインはヤンデレとか言う以前に本当に病んでしまうのだから。
普段の様子からは考えられないほど悲惨な状態になるので、本当に痛々しい。
個人的には「ここまでしなくても……」と嘆いたシナリオでもあります。
縁には色々と黒歴史も付きまとうためか、
メモオフファンの間でも縁シナリオの話題は滅多に出てこない。
それが良いのか悪いのかは判断しづらいのだが……。

話は変わるが、ヤンデレ大全にあった「妹だから」というキーワードは
少し違うように思う。
縁の場合は妹という存在にはあまりこだわっていない。
恋人になれないから妹でいいという考えがあるのであって、
義理だと分かってからはいっそう兄への想いを強めている。
また、初期プロットの段階では結婚するという話まであったぐらいなので、
縁の場合「妹=ヤンデレ」という単純な結びでは表せないのである。
縁が病んでしまったのにはもっと深い事情があるのだから……。


以上で私の書きたかったことは全部です。
誰が読むんだこの記事……(苦笑)。
まぁ、いいや、最後まで読んでくれた人には感謝を。
それでは、ごきげんよう!

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