2007年07月16日

ながされて藍蘭島 第15話「直したくって、梅梅」

しばらくは梅梅がメインのお話が続きそうです。
今回は、原作4巻の21話(聞きたくって)と
原作5巻の25話(直したくって)を足したお話でした。
前回と同様に、原作の2話分を1話に纏めた内容です。

当然かなりのアレンジが加えられており、話としては上手く纏まっています。
ですが、やはり面白さは原作の方が遥かに上。
いつものようにお色気要素は全部カット、ギャグもかなり減りまして、
さらに、本来伏線であるはずの内容が伏線じゃなくなってるなど、
原作好きから見れば最悪のオリジナル展開です。
まぁ、アニメだけを見るなら面白いですけどね……。

冒頭は原作25話の内容、その後原作21話から遠野さんの話、
その後また原作25話基準で進み、
最後に原作21話からあやねの河童嫌いの話をして終わり。
大体こんな感じの構成ですかね?

アレンジされたのは、常にすずが同行していること。
原作25話では行人と梅梅のみで進行するからね。
まぁ、それは些細なことなのでどうでもいいのですが、
あやねの話はもっと掘り下げて欲しかったです。
梅梅があやねのことを「お姉ぇ様」と呼ぶきっかけの話をカットだなんてアリエナイ!

あと河童の話は、原作では今後の重要な(?)伏線になっているのだが、
あやねとまちの母親がアニメでは登場していないので、
その辺りはカットされました。
アニメではそこまでやらないからカットしても関係ないけどさ……。

実は、原作ではこの2話の間に行人と梅梅はかなりフラグが立つんですが、
その辺りをアニメでは総カット。
「アニメのメインヒロインはすずだよ」と言いたいらしい……。

次回はぬし関連の話なわけだが、
伏線となる部分をアニメではほとんど語っていないのが気になります。

at 12:01│TrackBack(0) アニメ感想(5) 

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