2007年05月28日

夢見師 レビュー その3

H℃(エイチドシー)より好評発売中のPC版『夢見師』のレビューです。

では続いてサードレビューを書きますね。
レビューは一旦これでラストとします。
3章・全シナリオが終わりました。
ちゃんとキャラ別エンドはあるんですが、うむ、消化不足だな。
というか説明不足な上に急展開すぎる気がする。
この章でやりたかったことが見えてこない。
物語全体のキーワードが沢山あるにもかかわらず、
それが上手くまとまっておらず、バラバラなままなんだよなぁ。
幸せ、笑顔、自分と他人、親(家族)、支えてくれる人、素直になること、
諦めないこと、後悔しないこと、自分がするべきこと、出来ること。
ざっと挙げるとこのぐらいかしら?
要所要所でこれらのキーワードが語られるんですが、
それが最終的にエンディングにはあまり関係しないんですよねー。
えっ?これで終わり?みたいな感じになってて拍子抜けします。
この作品の全体的なテーマに『親』の存在がありますが、
それも最後に影響しないというのは残念でならない。
あとは過去編の挿入タイミングが悪すぎる。
本編との関連性がほぼ皆無なので、4章として分けてくれた方が良かったです。

以下ネタバレってほどでもないけど一応分けます。

えちシーンについて。
咲夜は2つ、普通のシーン1回、アニメーション付き1回。
全部夢の中での行為なので、
実際には一度も咲夜とはエッチしていないことになります。
テキスト量は長めなので安心です(何が?
ちなみに咲夜は推定非処女。

星夜は2つ、アニメーション付き1回、寝取られというか輪姦1回。
テキスト量は普通ぐらいですね。凌辱シーンは回避不能です。
耐性がない人は覚悟してくださいね。
しかしまぁ、つくづく凌辱シーンは面白いので困るな(死んでしまえ

シナリオについて。
個別エンドについてはどれも同じような感じなので特に語ることはないなぁ。
でも、夏先輩と奈緒のエンドは泣けましたよ!
夏先輩の場合は一年以上も待ったわけだしね。
名前の呼び方ひとつでこうも感動できるとは思わなかったです。

それ以外の部分ではやっぱり邪ロリとの仲直りですかね。
あれには感動せずにはいられなかった。
良いばあちゃんだ、これからも長生きしてくれ。

その他の細かいこと(夢見師のこと、広宇の母親のこと、過去編についてなど)は、
後日、色々と考察しながらまとめのような感じで書いていこうと思っています。
当然ネタバレになるのでクリアしてから読むことを勧めます。
それでは、またそのときまで、ごきげんよう!

at 19:21│TrackBack(0) エロゲーレビュー(仮) 

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