2006年04月05日

メモそれagainの感想(いのり編)

約4時間ほどで終わりました。
かなり遅くなりましたが、感想を書きます。
全体としてはすごく良かったと思います。
泣いたのはこのシナリオだけですね。
とりあえずこれが正史ということでOK?
以降ネタバレなので分けます。
まじめに考察したので、最後まで読んで欲しいな。


まずプロローグ。
えー、またですかと?
大事なことを適当にしてはいけませんよ……。
「一蹴が事故に遭って、そのまま一蹴とは会えなくなりました」という部分。
事故後に一度会ってるだろうがっ!
『メモそれ』の回想で一蹴に「大丈夫だよ」って言ってたのは誰だよ。

退院後、心を閉ざした一蹴を救った大事なシーンなのに……。
そこはちゃんと語ってくれないと困ります!
プロローグがしっかりできていたのは雅編だけですね……。

その他気になった点について。

ならずや封印令はちょっとなぁ。
キャラが自由に出せないからなんでしょうね。
自由に書いていいのなら、違うストーリーになったかもしれません。
まぁ、あれはあれで悪くないけどさ。

縁とさよりんの水着姿キタコレw
( ゚∀゚)o彡゜ おっぱい!貧乳!!(マテ
そうそう縁と言えば、声はすぐに慣れました。
成田さんでも悪くないと思います。
沈んでいく演出付きの『だめだめ妹』には大爆笑!

いのりのネタ帳、やっぱりあったか(笑)。
ナゾナゾ番組の司会がタモルじゃないのは残念かも?

Cランチ再びに大爆笑!
私はそれよりもAランチの内容が分かったことに感謝(えー

いのりの髪留めにもついに決着が付きましたか……。
どうせなら白以外もつければいいのにね?

信はまたしても旅に出ているようですが、次はブータン辺りですかね?(笑)
このとき気になったのはトモヤのこと。
なぜ一蹴はショーゴと呼ばなくなったんですか?
信がいくら注意してもショーゴと呼んでたのに……。
これは書き手のミスなんでしょうかね?

いちこは良いけど、男トリオがウザイ!(ぁ
もっとしっかりした子の方が良かったです……。
いのりから離れろーーー!!(マテ

一蹴の父親は緊張しすぎ!(笑)
「意味が分からない」のところで、一蹴とツッコミが重なったよ!
いっしゅうの歌デュエットキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
小林さんと成田さんの歌唱力に差があるけど、なんか和んだw

400円で太っ腹と言ってくれるコンビに泣けた(笑)。
ああもう!ゆかにゃんとさよりんは本当にかわいいです!


では、そろそろまとめに入りますね。
このシナリオで描いたものは『家族の絆』です。
一蹴の両親は、血が繋がっていなくても、一蹴のことを家族として扱ってくれました。
そしていちこは、真昼の子ども園のみんなを家族だと思っています。
自分のことを大切に思ってくれる人、また自分がその人を大切にしたいと思う気持ち。
それがあれば、友人や恋人も家族と同じなのです。
一蹴は、今幸せだと言いました。
それは何故か?ということですが、一蹴には家族がいて、
愛する人と信頼できる友人もいます。
つまり一蹴が幸せだと言えたのは、自分を支えてくれる人が大勢いるからです。
自分は一人じゃない、そう思えることが幸せなのではないでしょうか?
一蹴もいちこも、かけがえのない家族を大切にしていって欲しいですね。

あと、もう一つ重要なテーマがあります。
それは『未来への歩み』です。
これは今作全体のテーマで、雅編では直接的に描かれていました。
果凛編では吉祥寺の台詞辺りで描かれてるかな?
いのり編でも、それを読み取れるかどうかで評価が変わります。

施設が無くなること、それは立ち止まることではなく、前に進むきっかけです。
真昼の子ども園は、沢山の想い出が詰まった場所。
そして今、一蹴たちにとってそこは想い出にかわる場所になったのです……。
想い出は決して消えない……。
その気持ちがあれば、辛くても、過去から未来へ歩いていけるはずです。
一蹴は様々な出会いと別れを経験し、その中で、心に夢の花を咲かせました。
だからこそ、一蹴の未来には光が満ちているのです。
見上げた空に雨はなく、青空に天使の架け橋が架かっていることでしょう。
未来へ歩むことの意味を、皆さんは感じることができたでしょうか?
今、辛いことに直面し、立ち止まってしまっている人。
かつてつばめ先生が言っていた言葉を思い出してみてください。
「あなたにはなにができますか?そして、なにができないのですか?
誰かに逢いたいのなら、前に進みなさい」

この言葉は私の真理にもなっていますが、今回いのり編の物語そのものですよね。
立ち止まっていては、果てしなく広い草原に一人ぼっちになってしまいます。
家族や友人、愛する人は、きっとあなたを支えてくれます。
自分に自信を持って、一蹴のように前に進みましょう。
そうすればきっと、あなたにも輝く未来が見えるから……。

とりあえず今回はここまで。
お付き合いありがとうございました。

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