2006年03月31日

メモそれagainの感想(果凛編)

約5時間ほどで終わりました。
では感想を書いていきましょう。
評価は雅編に比べるとかなり低めですね。
もはやギャグとしか思えないwwww
CGはちょっと酷すぎませんか?(海のシーン除く
以降はネタバレなので

まずプロローグ。
ここですでに間違いがありますね。
果凛は、一蹴を施設で見かけたときから好きだったと言っていますが、
それはちょーっと違いますよ?
果凛は『メモそれ』で過ちを告白したときに、
「一番輝いてたから……一番……妬ましかった」
と言っています。だから大人に告げ口したのだと。
一蹴が好きだったとは一言も言っていません。
この設定は日暮茶坊さんの小説『Tea party』内の設定です。
大原さんは何を勘違いしたのかな?
あともう一つ。
プロローグで果凛は、
「女の子を連れて施設から抜け出したところを、偶然目撃した」
と言っていますが、これも違いますよね。
正しくは「病院から連れ出したのを見てた」です。
こういうのはキチンとしてくれないとダメですよ!

次に本編で気になったことを書いていきましょう。
自分からキスしたことがないと言う一蹴。
あれから数ヶ月経ってるのに未だにかよ!
しかも物語中も一度もキスしなかったし……。

一蹴の呼び方は3つ。
家族やジイヤがいる前では『一蹴さん』
カナタやのんちゃんたちの前では『一蹴君』
二人きりのときは呼び捨てで『一蹴』

吉祥寺の歯が光る演出バロスw
間島さんの演技は良かったと思いますよ。
このキャラ嫌いじゃないわ(笑)。

のんちゃんは副業ばかりしてるけど『ならずや』は大丈夫なのか?
結局メガネはどこーーーーーーー?!

「どういう風の吹き回し?」またかよ!
『メモそれ』でも二回は出てきた台詞です。

一蹴「きたああああああ!」っておまwwwww
一蹴ってこんなにテンション高い奴だったけ?

ダイビングの話キタコレw
設定上の趣味をここで活用するとは。
舞台観賞の話もあったね<劇団バスケット
なかったのは音楽鑑賞の話だけか。

特製アワビフカヒレまん1個1000円って高いよ!!
いい加減フカヒレから離れてください!
肉まんの具として登場しただけマシですが……。

幽霊の話はいらなかった。
怪談話で突然笑い出す設定がそんなのでは嫌です。
果凛は『メモそれ』で「だっておかしいじゃない?(笑)」と言っているので、
単にそういう話がくだらなくて笑えるだけじゃないのか?
霊を感じると笑い出すというのは不自然ですよ。
おじいちゃんの話ももっと上手く活用できなかったのかしら?

指輪を拾ってくれた女の子。
交換条件付きで指輪を返してくれますが、これにはガッカリ。
せっかく優しい心を持った女の子だと思ったのに、交換条件とかやめて欲しかったです。
「指輪を見つけてくれたお礼にこれをあげるよ。ちょっとかっこ悪いかもしれないけどさ」
「ううん、そんなことないよ。ありがとうお兄ちゃん!」
となるのがベストだと思いませんか?(ロリコン…

ま、こんなもんでいいかな。
ハッキリ言ってつまらないシナリオでした。
デートしてプレゼント渡して終わりかよ!
吉祥寺がもっと絡んでくるのを期待したんだけどなぁ。
カナタの活躍ばかり目立つし……。
でもカナタのお姉ちゃん具合は最高に萌えた!
こんなお姉ちゃん欲しいなぁ(笑)。

この人(大原さん)のシナリオはオリジナリティがないですね。
台詞とかを見ても、前作を意識しすぎています(ネタとして見れば最高ですがw)。
それ故に、伝えたいことに力強さを感じません。
ただ果凛と一緒に居たいという想いを描いただけ。
それも大事ですが、恋人になってからの成長みたいなのが見えてこない……。
雅編がその辺りで優れ過ぎていたからそう感じるだけなのかなぁ?
のんちゃんワールドが発動しないのは、この人が書けないからですね。
そういう意味でも、やっぱり林 直孝さんの実力高いのかもしれません。
果凛シナリオも林 直孝さんが書くべきだったのでは?

このシナリオは最後、鷹司あいかの登場で全てが吹き飛びました。
何?このスーパーな萌えキャラ。
この子が出た時点でもう果凛はどうでもよくなりました(ぁ
吉祥寺は、親が決めたフィアンセとはいえ羨ましいです……。

最後に、
せっかくだから、みんなで行こうか?(吉祥寺)
果凛には悪いけどせっかくだから見ていることにしよう。(一蹴)
あっ、せっかくだから、当ててみてよ。(果凛)
せっかくだから、驚く果凛の顔が見てみたいし。(一蹴)
そうだ、せっかくだからみんなに紹介するよ。(カナタの仕事関係の人)
私を笑い殺す気ですか?(笑)

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